都月満夫の絵手紙ひろば💖一語一絵💖
都月満夫の短編小説集
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」>
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」
日本全国、お雑煮の形は様々です。
・餅について
関西地方では丸餅、寒冷地や東京(江戸)周辺は角餅を使う傾向があります。
江戸時代、江戸には人口が集中していました。そのため一つずつ手で丸める丸餅より、手っ取り早く数多く作れる角餅が使われたと考えられています。
一方関西では 昔から「円満」の意味を持つ縁起ものの丸餅が使われていました。
関ヶ原の合戦の影響で、岐阜県関ヶ原を境に西日本が丸餅で東日本が角餅に分れたという説もあります。
・汁の味付けについて
関西地方のお雑煮は白味噌仕立てです。東日本と近畿を除く西日本では圧倒的にすまし汁仕立てです。出雲地方や能登半島の一部などでは小豆〔あずき〕汁のお雑煮を食す地域もあります。
・具について
具はその土地の産物が入ります。ダイコン、ニンジン、ネギなどの野菜に加えて、例えば東北なら山菜やキノコ、新潟ならサケやイクラ、千葉なら海苔、島根ならハマグリ、広島なら牡蠣〔かき〕などです。山村なら山の幸、漁村なら海の幸が盛り込まれますが、逆に山間部などでは普段手に入りにくい塩ブリなどをお正月ならではのごちそうとしてお雑煮に入れることも多いようです。
日本各地の珍しいお雑煮
・岩手県
しょうゆ味の汁に焼いた角餅を入れたお雑煮です。お雑煮に入っている餅は、クルミを擦ったものに砂糖やしょうゆで味付けした甘いタレにつけて食べます。
・香川県
白味噌仕立ての汁にあんころ餅を入れたお雑煮です。ダイコン・ニンジン・サトイモ・青菜など具は家庭によっていろいろです。
・徳島県
いりこだしでしょうゆ味の汁に、具は豆腐二丁と里芋だけの餅のない簡素なお雑煮です。
・奈良県
味噌仕立てのお雑煮には、四角く切った豆腐とコンニャク、輪切りにした野菜と丸餅が入れられています。お雑煮に入っている餅は甘いきな粉を付けて食べます。黄色のきな粉には豊作になるようにという願いがこめられています。
お雑煮には餅がつきものです。餅は昔から日本人にとってお祝い事や特別の日に食べる「ハレ」の食べ物でした。そのため新年を迎えるにあたり、餅をついて他の産物とともに歳神様にお供えをしました。そして元日にそのお供えをお下がりとして頂くのがお雑煮です。お雑煮を食べる際には旧年の収穫や無事に感謝し、新年の豊作や家内安全を祈ります。正月三が日の祝い膳(※)には欠くことのできない料理です。
「雑煮」の語源は「煮雑〔にまぜ〕」で、いろいろな具材を煮合わせたことからきています。
東のお雑煮の原点
江戸雑煮
武家が支配した東日本では「敵をのす」の縁起から、のしもちを切った角もちを焼いて使うことが多い。汁は「みそをつける」といってみそ仕立てを嫌い、かつおだしのすまし汁。具は鶏肉、大根、三つ葉など。
西のお雑煮の原点
京都雑煮
京都では昆布だしで丸もちをやわらかく煮、白みそで仕立てることが多い。具は里いもや大根。「人の頭になるように」と頭いも(親いも)を入れることもある。雑煮は京生まれだが、もともとはみそのすまし汁で味つけをしていた。
北海道は新しく開拓された地域なので、元は雑煮食文化のない地域ですが、現在ではしょう油のすまし汁に角もち。鶏肉と野菜を入れたお雑煮が食べられています。鮭やいくらを使った越後風もあります。
農林水産省のHPより
私の家は、鰹出汁でしょう油のすまし汁で具は鶏肉大根、にんじん、シイタケに焼いた角餅を入れ、三つ葉を結んで飾ります。
みなさんの地域ではどんなお雑煮を食べましたか?教えてください。
したっけ。
昨日の「三日トロロ」は、南東北(宮城,山形,福島)、北関東(茨城、栃木、群馬)、濃尾地域(岐阜恵北、尾張など)あたりで今も残る風習のようです。
宮城県に嫁に行った姪からこんな情報が届きました。
① カレイの煮つけをみんなで食べるので、1尾3,000円にもなる。
② お節は元旦の夜明けに食べる。
この情報を元に調べて見ました。
三陸沿岸から仙台湾にかけての地方では「カレイ」が正月にはなくてはならない定番の料理とされているそうです。
周辺地域では「滑多鰈(ナメタガレイ)」というカレイで、北海道では「母々鰈(ババガレイ)」と呼ばれています。
普段は深さにして50mから450mの海底に生息する、体長60㎝、体重1㎏ほどのカレイです。
「ナメタガレイ」は、日本近海に棲むカレイのなかでは高級魚とされ、12月に北海道から南下し仙台沖にやってくる冬が旬の食材です。
正月には、煮付けとして調理される。筒切りにし「ナメタガレイ」を酒、砂糖、しょうゆ、みりんで煮る。ナメタの煮付けが正月料理に欠かせない地方の主婦たちは、大晦日になると腕によりをかけて大きなカレイを調理するそうです。
煮汁を絡めた肉厚な身を一口食べると、脂ののった濃厚なうまみが口の中に広がる。ヒレ部分はコラーゲンたっぷりのゼラチン質です。
煮こごりをおせち料理に使うこともあるという。冬場に産卵期を迎えるため、お腹にたっぷりと子を含んでいることから「子孫繁栄の象徴」として食べられているのだとか。
北海道の「数の子」と同じです。
私も「母々鰈(ばばがれい)」は大好きですが、お正月には食べません。普段は1,000円程度です。
ちなみに、北海道では「ナメタ」といえば「柳鰈」のことです。
したっけ。
三日の日は、「やまのいも」をすりおろしたトロロを米飯にかけるトロロ飯を食べます。
地域によってはトロロの代わりに納豆を食べる所もありますが、どちらも消化酵素を多く含んでおり、お正月のご馳走を食べ過ぎすぎたお腹を軽くしてくれる働きを持っています。
特にトロロに含まれる消化酵素のアミラーゼは、食べ始めてから10分程度で消化が進むという即効性を持っています。その優れた消化力が食べ物の栄養成分を無駄なく効率よく消化してくれるため、体力が増強されます。消化酵素の働きは細胞をできるだけ細かくするとより高まり効果を発揮します。
「三日トロロ」という風習があるそうですが、みなさんの地域にはありますか?
私は聞いたことがありません。多分、北海道にはないと思います。
しかし、北海道は全国から入植しているので家庭によってはあるかもしれません。
昔、勤め先でお雑煮のお餅の話になって、「餡子入りの丸餅をいれる」という女性がいました。若い子で、それが当たり前だと思っていたそうです。
ちなみに、彼女の先祖は四国だということでした。
北海道は、普通角餅です。
したっけ。
一(いち)富士(ふじ)二鷹(たか)三茄子(なすび)
初夢に見るものの中で、縁起のよいとされているものを順に挙げた句。
◆一に富士山、二に愛鷹(あしたか)山、三に初茄子の値段と、駿河国で高いものを並べた句ともいわれる。
大辞泉
江戸時代からのことわざで、由来は諸説あるが、将軍徳川家康に縁の深い駿河の国(静岡県)の名物を、日本最高峰の富士山、富士に棲む名鳥の鷹、他国よりも早く産出するがも初茄子を並べたとされる説が有力である。
他に、駿河の国で高いものを並べたという説、「富士」が「不死」に通じるので不老長寿を意味し、鷹は「高、貴」と通じるので出世を意味し、茄子は実がよくなるので子孫繁栄を意味するという説もある。
初夢は元旦の夜あるいは二日の夜に見る夢で、昔は節分の夜から立春の朝にかけて見る夢とされていた。
あとに続けて「四扇五煙草六座頭」などともいう。
故事ことわざ辞典
富士と扇は末広がりで子孫や商売などの繁栄を、鷹と煙草の煙は上昇するので運気上昇を、茄子と座頭]は毛がないので「怪我ない」と洒落て家内安全を願うそうです。
しかし、「四扇五煙草六座頭」は、後になって講釈師が付け足したものとも言われます。
ちなみに、室町時代から、「良い夢を見る方法」と言うものが伝えられています。
その方法は、七福神の乗った宝船の絵に、「永き世の 遠(とお)の眠(ねぶ)りの 皆目覚め波乗り船の 音の良きかな」と書き、それを枕の下に入れて眠る事です。
この「永き世の…」の一句は、よく読むと回文(上から読んでも下から読んでも同じ)になっています。
「ながきよの とおのねぶりの みなめざめ なみのりふねの おとのよきかな」
それでも悪い夢を見た場合は、この絵を川に流し、縁起直しをします。
単純に、大晦日から元日の夜に見る夢が必ずしも初夢とはなりません。
江戸時代には「大晦日から元日」「元日から2日」「2日から3日」の3つの説が現れました。
「元日から2日」は、大晦日から元日にかけての夜は眠らない風習ができたことが理由とされています。
「2日から3日」の由来ははっきりしませんが、書初めや初商いなど多くの新年の行事が2日に行われるようになったのに影響されたためとも言われています。
江戸時代後期には「2日から3日」が主流となりましたが、明治の改暦後は、「元日から2日」とするようになりました。
これも、新暦と旧暦の日付の違いによるのかもしれません。
いい夢、見ましたか?
したっけ。
下手くそな字で、申し訳ございません<(_ _)>
旧年中は格別のご厚情を賜り厚くお礼申し上げます。
本年も、ご愛顧の程よろしくお願い申し上げます。
今年が皆様にとりまして更なる飛躍の年とならんことを、お祈り申し上げます。
不躾ながら、年頭のご挨拶を申し上げます。
天馬行空 てんばこうくう
天馬が大空を自由自在にかけめぐる様子から、転じて束縛されることなく伸び伸びと自由なさま。
着想や言動、手腕などが自由奔放で、何物にも規制されることなく、破綻(はたん)がないさま。
文勢、筆勢などの秀でている形容。
また、思想、行動などの束縛なく自由なさまで、人柄にも用いる。
「天馬」は、天上に住むという馬のこと。
「てんまぎょうくう」「てんばくうをゆく」ともよむ。
今年も、自由奔放なコメントをお待ちしています。
したっけ。