新人当選、大幅増の97人 自民、3分の1が世襲【21衆院選】 2021年11月01日12時20分
衆院選の新人当選者は小選挙区41人、比例代表56人の計97人となり、前回の56人を大幅に上回った。全当選者に占める比率は20.9%だった。 最多は自民党の33人。2位は今回躍進した日本維新の会の27人だった。維新は当選者の7割弱が新人。以下、立憲民主党16人、公明党9人などと続いた。 父母、義父母、祖父母のいずれかが国会議員、または三親等内の親族に国会議員がいて同一選挙区から出馬した候補を「世襲」と定義すると、前回から1人減の108人が世襲当選者。全当選者の23.2%を占めた。 政党別では、自民党の87人が最多で、当選者の3分の1に上った。山口泰明前選対委員長の次男・晋氏や、塩崎恭久元官房長官の長男・彰久氏らが初当選した。 |
被選挙権は、国民の代表として国会議員や都道府県知事・都道府県議会議員、市区町村長・市区町村議会議員に就くことのできる権利です。ただし、一定の資格があり、それを持つには次の条件を備えていることが必要です。また、被選挙権を失う条件は、選挙権と同様です。
日本の政治家に世襲議員が多いことは以前から指摘されています。
今回の選挙では全当選者の23.2%を占めました。4人に1人弱が世襲です。
そして政府の要職が多くの世襲議員で構成されていることです。
世襲とは、いわゆる選挙区を領地とした殿さまです。選対本部の人はその家臣ということになります。この構造が新しい立候補者が出馬しにくい原因です。
つまり、選挙で当選するためには、「ジバン(地盤)、カンバン(看板)、カバン(鞄)」の3つのバンが必要であると言われています。
理想としては、政治家は優れた政策や資質で選ばれるべきであるはずですが、現実には、後援組織の充実度、知名度の有無、選挙資金の多寡や集金力の多少に当落が左右される場合が多く世襲が出馬しやすい構造になっています。
世襲が悪いとは言いません。優れた政策や資質があれば問題ありません。
しかし、現実には口の曲がった政治家のように「下々のもの」に言うような物言いをする者もいます。
総じて、世間を知らず、下々のことなど分からないということが問題なのです。
若君や奥方様に下々の暮らしがわかるのでしょうか?
本来は、下々から政治家が生まれることが理想です。
しかし、総理大臣のほとんどは世襲議員が務めてきました。
近年では、非世襲は海部内閣(1次1989年8月10日- 1990年2月28日、2次1990年2月28日- 1991年11月5日)の818日の後は菅内閣になるまで世襲でした。
菅内閣は久々の世襲ではない総理大臣と期待されましたが384日の短命(2020年9月16日- 2021年10月4日)短命に終わりました。
現岸田総理も、祖父は戦前戦後に衆議院議員を務めた岸田正記。父は衆議院議員を務めた岸田文武。さらに、参議院議員・経済産業大臣を務めた宮澤洋一は従兄弟という家系です。
次に総理を狙っている世襲議員もいると思います。
世襲に相続税をかけたらどうでしょうか? 歳費の40%カットするとか…。
安倍氏、麻生氏の世襲は広く知られているので、福田氏の世襲状況を載せておきます。
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minimarche
ひれ伏したくなります^^
しっかり政をしていただきたいです。
昔は3代続いたら家がつぶれるって言われたのにねぇ。今は商売ですね。
江戸時代の領主、お殿様みたいです。
こんな人に下々のことは分かんないよね^^
したっけ。
三代目は放蕩三昧で家を潰すと言いますね。
放蕩三昧で成り立つ家業が政治家なのかもしれません。
世の中のことがわかっていたら、政治家は務まらないのかもしれません^^
したっけ。
民の暮らしがよくなるわけ有りませんです
大丈夫かしら日本。
新しい方がどんどん立候補できる、お金のかからない選挙にしてほしいですね^^
したっけ。