年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

久しぶりの福神漬の点検

2025年02月03日 | 福神漬
朝余ったご飯を食べようとして、カレ―にした。そこで冷蔵庫の隅に隠れていた福神漬を取り出し、開封し、袋を眺めていた。袋の表に7種の野菜、塩分25%カット、国内工場生産等々。この表示は何を意味するのだろうか。現役時には気にしていなかった。思わずもう塩分が2.5Gになったのかと思い裏面表示を見ると100G当たり2.8Gという。すると前の規格では100G当たり何グラムとなるのだろうか。この問題は私立の中学校の入試の算数問題に出そうな気がした。
 裏面を見たのは賞味期限がはるか前に切れていた。自分は福神漬の賞味期限の設定経過と期限後の味の変化にいつも興味がある。もちろん食の保存状況によるが、自分の舌感覚が劣化したかも知りたい気分もある。
 人間の血液には塩分がある。これは人類の先祖が海から陸に上がった時の残滓と言う。この血液塩分を調べると看護師のサイトが出てきて詳しくて理解しやすい。
 看護師の常識で生理食塩水と言うのがあって、1リットル当たりの塩分が9グラムという。普通サイズの生理食塩水は500ミリリットルなので2本でほぼ厚生労働省の好ましい塩分摂取量となる。なおそこにはカリウムと言うのがあって、さらに複雑な調整があるようだ。
 今でも各都道府県で高齢者の健康寿命を延ばすための指導が塩分摂取の抑制の様だ。本当にそれで良いのだろうか。75歳以上の高齢者の生き方は和田秀樹先生の本が役に立つと思う。
和田先生の見解では高齢になると、腎臓が塩分を貯留する能力が落ちるため、むしろ塩分不足、低ナトリウム血症のほうが心配という。それより塩分が欲しいと欲求することを抑える意識がストレスとなるという。80にもなれば若い時とは異なるようだ。体の要求はどこかに異常があるということになるという。諸説ありますかの世界である。自分的には80にもなれば健康法しても過去の不節制からどうしようもない事を知っている。                                                                
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