年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

書いたことや感じたことは必ずしも正しいとは言えない

2025年01月28日 | 宅老のグチ
新聞書評のリストを検索一覧に用意してあって、すぐに図書館横断検索をせずに、一月ほど経って検索し、自分的には予約解禁としている。そこのリストをさらに都内の図書館予約者の検索すると読者の関心がある本は予約待ち人と蔵書館数の多さで判る。
 多くの図書館では定期的に蔵書を廃棄していて、それが古書に出回っていることがあって、自分も交通費を考えると古書購入の方が安いと思って、手に入れた。今の日本では読書人口が減っていて、出版しても倉庫で積まれ、急なイベントが出るまで待っている。今年は戦後80年なので多くの戦争企画があるだろう。
戦友会狂騒曲   (センユウカイ ラプソディー) 遠藤 美幸著出版社 東京 地平社 2024年
 書評からチョット経って予約したらすんなり借りられた。内容は遠藤さんが老人会の集まりを世話していたら、いつの間に戦友会のお世話係となり、戦友会が解散後に、また戦友の有志の声掛けで遠藤さんが指名され、また活動を始める。その復活戦友会が遠藤さんに接近し、右翼の思考の人達との交流が書かれている。
 若者の右翼思考はどうも老兵たちを困惑させている様子がこの本には書いてある。特攻前夜の遺書を読んで兵士の本心と思うようだ。見られても検閲されても良いと当時の事情は知られていない。20歳前後の若者が大義という名目で自爆死の行為に出される。戦後にのうのうと生きた上官もいたことは知られている。部下を選び死ということの約束された戦場に命令した上官の戦後の姿を知るとやるせない。
 福神漬と言う漬物の歴史を真面目に調べている人はほぼいない。そこで資料を検索すると比喩とかの例が多く、これは何の比喩なのだろうと思い10数年調べてみた。
 台東区中央図書館郷土資料室には上野本が多数あって、さらに開架なので手に取って立ち読みして、書架に戻す。何回も通うと台東区の浅草・吉原の本へ向かいパラパラ読み。
 でも福神漬の普及を缶詰の歴史とみれば不思議な世界となる。
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