年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

断・食

2010年05月02日 | 築地市場にて
断・食
隣のインフレの国からデフレの国へ低価格の食品がいつまで来るのだろうか。22年春節以後、中国沿海地区の食品工場は次第に内陸のほうに工場を誘導されているように思われる。他国から農産物を輸入するということは水資源を輸入することと同じとなる。中国の野産物投機は業者間で話題となっているだけで一般にはまだ知られていない。
 為替の変動の問題もあるから彼らが売り急ぐ必要性は少ない。

天気が恵まれれば農産物は順調に生産される。そして貯蔵性の力が少ない農産物から価格は下落する。価格変動の波が生産者の意欲を刺激する。いつの世も為政者が農民を制御すること関心を払う。一番簡単な方法は圧制である。しかし生産量を増やすには先進性の地域から技術を導入しなければならないが技術と共に他のものが入ってくる。日本の鎖国時代にもキリスト教は禁止したけれど医学から色々なものが入ってきた。
そろそろ金さえあれば輸入できる時代が終わりそうだ。
コメント
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