年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

市井の雑事の記録から

2018年06月14日 | 福神漬

漬物のような今でも日本食品でのマイナ―な食品にも歴史がある。しかし記録がないに近い。それでも時折出てくる記録から探すしかない。そんな記録から日本演劇史などの著書のある人を調べるようになった。まだ本筋から離れた調査で面白ければ面白いほど本筋の調査から離れる。

 今は長谷川伸から伊原青々園に向かっている。伊原は坪内逍遥の依頼で団十郎の遺品整理をしたくらいの日本演劇史の重要な人物である。都新聞という明治期の小新聞(今の芸能関係や市井の雑事を報道する週刊誌に似ている)で歌舞伎の劇評などをしていたようだ。鶯亭金升と一時期は都新聞社で同僚であった。都新聞の創立時期が福神漬の創生時期に当たる。

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