一昨日は茨城県での在宅勤務でした。昼食休憩を長めに取得して、難台山の麓にある日本すずらん群生地の様子を見てきました。例年は今頃開花するのですが、今年は季節が2週間近く前倒しで進行中。もしかしたら終わってしまったかもしれないという不安が頭をよぎります。
友部のアパートから車で20分弱で道祖神峠に到着。ここは難台山と吾国山の登山口です。駐車スペースに車を停め、難台山方面へ向かいます。
20分ほど急坂を登り、すずらん群生地入口へやってきました。ここからすずらん群生地へ下ります。
昨年同日にも群生地を訪れました。その時はヤマツツジが満開でした。しかし今年は既に散ってしまいました。春の訪れが早かった昨年よりもさらに季節の歩みが進んでいます。
分岐点から1kmほど下り保護区域にやってきました。本州では貴重な群生地ですが、乱獲のために激減してしまったそうです。現在は電気柵で保護されています。
保護区域の外に咲くすずらん。
ちょうど満開です。
ベル型の白い花はとっても清楚です。
たくさんの花を間近に見ることができます。
遠くに咲くすずらんをズーム。
近くで見上げます。
保護区域の一番下までやってきました。花ことばは幸福、純潔、純粋です。
日本すずらんの群生地を毎年訪れることができるのは、単身赴任と在宅勤務のおかげです。でも、ここに訪れるのは今回で最後となるかもしれません。自生するすずらんの姿を目に焼き付け、他の花を探しながら難台山山頂を目指します。
尾根道への分岐点へ戻る途中に見かけたスミレの葉。たぶんフイリフモトスミレでしょう。かなり群生している様子でした。
尾根道ではツボスミレ(ニョイスミレ)が咲き残っていました。
黄色い花はニガナ。
ウマノアシガタです(たぶん)
アマドコロ
ササバギンランが1輪咲いていました。
お目当てのツクバギンモンソウは、すべて終わってしまいました。カタクリが満開の3月に吾国山で咲いていたので遅かったかな。昨年はところどころで咲き残っていたのですが。。。
と思ったら、山頂近くの日陰で、ようやく咲き残った花を発見。
近くにもう一株。難台山にはかなり群生していて、大株もあります。満開の時期に訪れてみたいですね(うーん・・・GW中か・・・)
標高553mの難台山に到着。周辺のヤマツツジはすっかり終わっていました。
山頂から見る筑波山。左が女体山、右が男体山の双峰です。友部からだと手前の山に隠れて筑波山を見ることができませんが、ここまで来ると近い!