ウリパパの日記

自由気ままに・・・

房総半島南端 館山市伊戸からのダイヤモンド富士 2021.5.29

2021-05-30 17:36:16 | ダイヤモンド富士

昨日は朝から千葉県へ出かけてきました。娘が仕事の関係で木更津から館山に転居するための手伝いです。転任休暇は無く、土日で転居と新居の整理を終わらせ、月曜日から再び仕事とかなりハードスケジュール。薬剤師は自分の都合で休暇を取得することができず、とても忙しいようです。

奥さんは姪の大学サークル(管弦楽団)の定期演奏会を見るため、木更津での荷造りと搬出を終え14時過ぎに川崎へ向けて戻りました。そしてパパは娘を乗せて木更津から転勤先の館山へ移動。新居に搬入された段ボールの開梱、ベッドや机の組み立て、部屋に入り照明を準備する必要があることがわかったため急遽近くの大型電気店へ購入へ行ったりドタバタ続き。6月からオープンする調剤薬局を任されるらしく、夕方にはアパート近くの新しい職場を見学してきました。それにしても、パパの単身赴任先の茨城県友部に比べると、木更津も館山も共に観光地。羨ましいです(笑)。

昨日は房総半島南端からダイヤモンド富士が見られるため、予め観察ポイントを調べておきました。晴れ予報の千葉県では夕方まで梅雨前線北側の帯状の雲がかかり続け、なかなか晴れてくれません。しかも湿度が高く空は霞んでいます。一時はダイヤモンド富士は断念しかけました。ところが17時頃から帯状の雲が東海上へ後退すると共に西から青空が広がってきました。空は霞んでいるものの気象衛星画像を見ると相模湾上空には雲がありません。娘と相談して、せっかくの機会なので観察ポイントに行ってみることにしました。

 

館山の中心部から洲崎南側の伊戸地区まで車で20分。駐車場に日没の20分前に到着です。すでに大勢の地元の方が夕焼けを見にきていました。ちょうど海の向こうの相模湾の先に太陽が沈みかけています。雲はありませんが富士山は霞の中。

 

富士山の大きさや位置の見当がつかないままにしばらく太陽を眺めていると、富士山のシルエットが見え始めました。既に山頂に太陽がかかり始めています。

 

千葉県南端から見るダイヤモンド富士は初めてです。富士山までの距離が意外と近いので、茨城県から見るダイヤモンド富士より太陽が小さく見えます。

 

山頂の右肩に沈んでいきます。肉眼でもはっきり見えてきました。

 

相模湾越しのダイヤモンド富士。絶景です。

 

キャッツアイになるかな? 富士山頂では南風が吹き上げ雲が舞っているようです。真冬のような雪煙ではありません。

 

最後の輝き。

 

日没後の富士山のシルエット。

 

南風が吹き荒れる中での幻想的な日の入りでした。

千葉県の木更津からのダイヤモンド富士は春分の日と秋分の日に見ることができます。娘が赴任中に一度はと思っていたところ、この1年間は天気に恵まれませんでした。一方、次の赴任地の館山では、引っ越し初日にヘトヘトになりながらも美しいダイヤモンド富士を楽しむことができました。これからダイヤモンド富士の観察スポットはさらに南下し、6月5日の野島崎灯台を最後に太平洋上に移動します。館山から野島崎にかけてのエリアでは5月と7月がダイヤモンド富士のシーズンとなります。

ダイヤモンド富士を見た後は、富士山のシルエットを見ながら洲崎を経由して館山へ戻り、回転寿司やまとで夕食としました。水産会社直営のやまとは、地魚や青魚のネタが非常に新鮮でとても美味しかったです。20時に娘を送り届け、高尾に戻ったのは22時前。館山からの距離は150km弱ありますが、東京湾アクアライン上り渋滞も解消され、順調に戻ることができました。

 

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奥日光シロヤシオ巡り(4) 霧降高原キスゲ平園地へ 2021.5.26

2021-05-30 07:19:03 | 山登り

奥日光を後にして、いろは坂を下り霧降高原へ向かいます。標高1300mのキスゲ平園地まで中禅寺湖から30分足らずで到着しました。途中でコンビニに立寄るのを失念したためレストハウスで昼食休憩としてから1445段の階段を上ります。霧降高原へ来る途中、車窓からシロヤシオの木々が山肌を白く染めている様子が見えたので、期待できそうです。

 

階段沿いだけでなく、園内に整備された遊歩道でも満開のシロヤシオや咲き残ったトウゴクミツバツツジが迎えてくれます。

 

キスゲ平で見られるツツジの紹介がありました。アカヤシオが終わり、トウゴクミツバツツジからシロヤシオ、ヤマツツジとリレーで咲き続けていきます。

 

トウゴクミツバツツジ。標高の低いところでは終盤を迎えていました。名前の通り、葉は枝先に3個輪生します。

 

一方シロヤシオは満開。別名ゴヨウツツジ。名前の通り、枝先に5枚の葉が輪生状につきます。ゴヨウツツジ、トウゴクミツバツツジ共に雄蕊は10本あります。

 

再び階段を上り空を見上げるとハロが出ていました。湯ノ湖を散策していた時よりも雲が薄くなり、青空が広がってきました。

 

シロヤシオ満開の階段を500段ほど登ってきました。

 

振り返ると正面には栃木県北部の山並みが広がってきました。

 

満開のシロヤシオの中をさらに上ります。

 

1445段の階段の終点、標高1582mの小丸山展望台に到着。階段を見下ろします。そして正面には高原山、その左奥には男鹿山塊を遠望。

 

高原山をズーム。右側は最高峰の釈迦ヶ岳と鶏頂山、左奥には明神岳から前黒山の峰々。昨年の5月末には釈迦ヶ岳に登りました。昨年のシロヤシオは極端に花数が少なかったように記憶しています。当たり年の今年は、剣が峰から大入道にかけての稜線ではシロヤシオが満開でしょう。

 

キスゲ平園地の草原を見下ろします。山麓の駐車場からの高低差は230mほど。シロヤシオの大木が点在しています。

 

シロヤシオが密集するエリアをズーム。帰りに周ってみることにします。

 

標高1600mの小丸山展望台周辺では、シロヤシオが咲き始めです。

 

回転扉から外に出て、標高1610mの小丸山にやってきました。正面は標高2010.5mの赤薙山。

 

谷を見下ろすと、新緑のパステルカラーにシロヤシオやトウゴクミツバツツジが彩を添えています。

 

小丸山展望台付近ではハクサンイチゲが咲いていました。

 

花びらが5枚と6枚の花が見られました。

 

 

下りの階段脇では白い花が咲き始めていましあ。花の名前はわかりません m(__)m

 

展望塔から見たシロヤシオが密集するエリアへ向かいます。満開のシロヤシオ。

 

ふと草原を見ると、遊歩道近くで日本スズランが咲いていました。低い位置からズーム。

 

さらにズーム。遠くには沢山の花が咲いています。遊歩道から見るのはこれが限界です。

 

 

再びシロヤシオの森へ向かいます。

 

ここから先は立ち入りできません。

 

再び遊歩道を下ります。あと1週間早ければ、きっとトウゴクミツバツウジとの競演が見られたことでしょう。

 

再び階段を下ります。白い花が咲き始めていました。何となくズミに似ています。奥日光では見かけませんでしたが、季節的にそろそろ開花する頃です。

 

近くではベニサラサドウダンが咲き始めていました。

4月28日に訪れたときはカタクリが満開でした。あれから1か月が経ち、初夏の花が咲き始めていました。

 

これは春の花ですがシロバナエンレイソウ。そろそろ終わりです。群生している場所がありました。

 

ハルナユキザサは咲き始め。

 

標高の低いところではマイズルソウが咲き始め。

 

イワカガミが1輪開花。

 

下のエリアではオオナルコユリも群生していました。

 

最後はツボスミレ。これで花の紹介は終わります。

キスゲ平ではこれからヤマツツジの季節を迎え、あと一か月もするとニッコウキスゲが見頃となります。昨年は7月9日にここを訪れ、標高1500m付近で満開のニッコウキスゲを見ることができました。COVID19対策としての週休3日制は既に終わってしまい、週末はとても多忙なため、今年は再訪できるか微妙な感じです。

 

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