ヤポネシアンレゲェ

新しい日常を追い求めるギター弾きホワイト教授のゆるゆる人生散歩日記。目指すは架空のリゾートミュージックアイランド。

西荻秋祭り便り

2009-09-16 07:31:01 | 散歩
数年前、駅近くのコンビニ前になぜか座り込んでいるおばあさんを見かけた時のこと。
「おばちゃん、どうかしたの?」
「ばあちゃんね、、、ばあちゃんね、腰が抜けちゃったのよ~」
「そりゃ、たいへんだ」よっこらしょ。「お家はどこ?連れて行くよ」
「あっち、お稲荷さんのとこ、、、、」

ワタシが、へったってるおばちゃんを立ち上がらせ、お稲荷さんの近くまでゆっくり連れて行くと、急に自分ですたすた歩いていきました。
そして振り向いて
「ありがとうございました、このご恩は一生忘れません」
と、その姿は一瞬にして若返り、絶世の美女に。
その艶っぽい美しさは、ワタシの脳裏から未だ離れません。それから、いつか会えるかもと、お稲荷さんへ通うのでした。
思えばあの時、ワタシはマブイ(魂)を落としてしまったのでありました。そう、あれは狐だったに違いない、、、



ちょっと行かなかったら、いつの間にかロック飲み屋通りとなっている西荻窪南本町会を抜け、松庵稲荷神社へ。
十数年住んでいて気にはなっていたが、初めてお稲荷さんの祭りへ行って来ました。


狭い敷地に、射的や金魚すくい等の夜店がいっぱい。近所の子供たちがいっぱい、インフルエンザウイルスが気になり、思わず息を止めちゃいます。



ビールケースに板を渡せただけの座席に座る観客はおよそ20名。南京玉簾から民謡まで、平均年齢70歳はいってる人たちの出し物が永遠と続き、もう頭くらくら。


50年前はさぞかし美人と言われただろう人たちの中に混じって、紅(黒)一点、気になるおばハンを発見、「いい顔」とはこのヒトにあるようなモノ。写真は失敗だなぁ。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿