連休明けの金融機関は殺気立っている・・・
駅前にあるふたつの銀行のうち、ひとつはATMの台数も多く、列の割にはさほど時間は掛らず、また待っている列と機械との間隔が広いので、視線も気にはならないのだが、もうひとつの銀行は台数も少なく、また間隔も狭いので、背後が非常に気になる。
さて後者の銀行で並んでいた時の事。列に並んでいると私の三人前方のおっちゃんが「おい!○番のねぇ~ちゃん!まだかよ!」と突然叫んだ。この日は思ったよりも列が長くなかったので随分気が短い人なのだろう?でもATMの番号を言われても本人はピンと来ないだろう?と思いながら列に並んでいた。
しばらくすると列が少しずつ進み、そのおっちゃんが彼女の背後まで近づくと、
「おい!おい!○番のねぇ~ちゃんよ~何時間やってんだよ~」と至近距離で叫んだ。その女性は振り向きもせずに、淡々と作業を続け、おっちゃんとはほぼ入れ違いに銀行から出ていった。
それにしても彼の待ち時間はほぼ私と同じ五分程度であるのにそれでも待てなかったのだろうか?
それもわざわざ特定の女性だけを集中的に責めたのだろうか?
もしかしてそれぞれのATMに誰が何分並んでいるのかを把握していたのだろうか?
ちなみにその後は私も含め誰もが心なしかいつもより手早くテキパキと作業をしていたような気がした。
有限会社やな瀬不動産