東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業50年を迎えます不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

琴桜

2007年09月01日 10時12分23秒 | 二代目のつぶやき
先月当社夏季休業初日の8/14に第53代横綱琴桜、先代佐渡ケ嶽親方が敗血症による多臓器不全のため66歳で死去した。頭からぶちかます取り口で「猛牛」の異名を取り、32歳で横綱に昇進した努力の人。引退後は親方として大関琴風、琴欧洲、琴光喜らを育て、名伯楽としても知られた。平成17年に定年退職したが、7月25日に琴光喜の大関昇進を見届けて、天国へと旅立った。幕内優勝5回。殊勲賞4、敢闘賞2回。通算成績は553勝345敗77休。

私は小学校一年の時、琴桜関の隣で食事をしたことがある。佐渡ケ嶽部屋の関係者であった親戚の結婚式に出席した時のことである。かなり広い会場でかなりど派手な披露宴で、立食形式で行われたのだが、隅に置かれたソファに座ると隣で大きな体の力士が座っていた。それがちょうど横綱に昇進したばかりの琴桜関だった。彼がそれほど偉大な力士だったのか知る由もない私は、彼にやたらと話し掛けていた記憶がある。彼とのツーショット写真にはまだ当時バイキングスタイル自体珍しく皿に山のように盛られた食事を掻き込む幼い私を優しい笑顔で見つめている横綱の表情が収められている。

佐渡ケ嶽部屋の四股名には必ず「琴」が付く。それから私は現在に至るまで「琴」の文字を探して応援したものだ。次の場所では先代の為に是非「琴」の活躍を祈る。

合掌・・・

有限会社やな瀬不動産

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