大阪で生まれた女

先日テレビで「大阪で生まれた女」が流れていた。昭和54年、BOROの最大のヒット曲で、もともとは18番まであるそれはそれはたいへん長い曲である。この曲が流行した頃、私は13歳でもちろんこの曲の意味など大してよく知らずに「大阪でぇぇ～」と真似（萩原健一バージョンの方）しながら「大阪で生まれたけど　育ちは堺～」などと替え歌で歌っていたものだ。

それから10数年後の私の結婚式前夜。友人たちが独身お別れパーティーを開いてくれた帰り道。どことなく寂しい夜だったのだろう。一人でふと「これで青春も終わりかなとつぶやいてぇ～」と口づさみながらトボトボと歩いたものだ。しかしそれから約20年の月日は流れたが、私の青春は一向に終わる気配がない

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