あああ・・・ついに出たか?と言う記事である。
楽天-西武戦をクリネックススタジアム宮城(Kスタ宮城、仙台市宮城野区)で観戦中、ファウルボールが右目に当たり著しく視力が低下したのは、防球ネットなどの設置を怠ったのが原因として、宮城県大崎市の税理士の男性(47)が球場を管理運営する楽天野球団と所有者の県を相手に、約4422万円の損害賠償を求める訴訟を仙台地裁に起こした。
訴状によると、男性は2008年5月18日、Kスタ宮城の三塁側内野席で観戦中、ライナー性のファウルボールが右目に当たった。東北大病院で手術を受けて18日間入院し、今年3月まで通院したが視力は低下。視界が白くぼやけるなどの障害が残った。男性の弁護士は「座った席の前にネットがなかった。球団は観客の安全を最大限、確保すべきだ」と主張している。
楽天広報部は「バックネットより低いが内野席にはすべてネットがある」と説明し、「チケットの裏にファウルボールなどで負傷した場合、応急処置はするがその後の責任は負わないと記載している」と話した。
う~んどうなのだろうか?最近の日本の球場では、ネットを低くしたり、グラウンドを間近に観戦出来る席が誕生し、ようやくプレーヤーとの距離が近くなったと喜んでいた矢先の訴訟である。以前ドジャースタジアムで観戦した時、バックネット以外ほとんど設置されておらず、観客も楽器の応援もなくグローブ片手に一球一球真剣に見詰めていたのが、とても印象的だった。(ちなみにいつボールが飛んで来てもいいように両手がふさがるお弁当ではなく、ホットドックを食べると先日のWBCの解説者が説明していた)
これを境にまたもネットが高くならないようにと願うばかりである。ああ自己責任は何処へ・・・有限会社やな瀬不動産