「~とかけまして」の「謎かけ」は究極の言葉遊びだと思う。小さい頃からよく大喜利で楽しんだもので、歳を重ねると共に深さも解って来た。現在も時々テレビで落語家に謎かけを出し、それを即興で答えるシーンを目にするが、大抵は見事な程の回答でさすが言葉遊びのプロだな~と思ってしまう。決して涙を流すような大爆笑ではなく、後からじわっと来る感じの笑いが粋で好きだ。
朝日新聞の夕刊に謎かけコーナーがある。お題が出され、それに挑戦するもので、今月のお題は「新入社員」だった。落語家さんのお手本が掲載されていた。
「新入社員」とかけまして?
「ヤブ医者の手術」と解く。そのココロは。
「カンブがわかりません」
患部と幹部・・・さすがである。子供たちにも紹介すると「新入社員が何で患部なの?」「ヤブ医者と幹部?」と頭をひねっている。何故可笑しいのかを説明するのは結構虚しいものだ。自分でもあれこれと考えてみた。そして・・・
「新入社員」とかけまして?
「身長差のあるカップルのキス」と解く。そのココロは。
「背伸びが微笑ましい」
ど、どうかな?
だ、駄目かな?
む、無理かな?
来月の入選結果を待とう。有限会社やな瀬不動産