25日のフィリーズ-レッズで、野手が勝ち投手になる珍事があった。
延長十九回までもつれ込んだ試合で、フィリーズは十九回、それまで二塁を守っていたバルデスを9番手としてマウンドに送る。目立った実績のない33歳は、中軸のうちの2人を打ち取るなど何とか無失点で切り抜け、その裏チームがサヨナラ勝ち。6時間11分の熱戦が終わった。記録専門会社によると、野手が勝利を手にしたのは、2000年のロッキーズの控え捕手メイン以来だという。ちなみにメジャー最長イニングは26回で、試合時間は8時間6分が最長。(APより)
引き分けのないメジャーならではの出来事である。日本では過去に1996年のオールスターでイチローが松井に対して登板(結局高津が代打)した事はあったが、お祭りと公式戦では重みが違う。
いつかはこのような光景を日本で観たいものだが、まあそんな「粋」な事は難しいだろうな~