16時過ぎに新小岩駅を出る。
浜松町でモノレールに乗り換え、いつものように東京湾が広がる進行方向右側に座りたかったが、満席で渋々都内側に座る・・・。今回も搭乗まであまり時間がなく、慌ただしくビールを流し込み、3列3列の小さな機体へと進んで行く。離陸時はいつもなんであんなに遠回りして飛び立つのだろう?バックしてそのままビューんって飛べばいいのに・・・と思いつつ、離陸。シートベルト着用サインが消えるといつものように少しだけリクライニングを倒し、携帯プレーヤーの再生ボタンを押す。一曲目は以前購入した浜田省吾のアルバム「CLUB SURF&SNOW BOUND」に収録されている「GEAR UP 409」と決めていた。広島出身の彼が広島に帰郷する歌詞で「東名を西へ ひたすら走るのさ 広島までもうあと700km まぶたに浮かぶのは あの瀬戸内の島影 穏やかな 夕なぎの海~」の歌詞と共に飛行機は666kmを1時間半弱でまだ見ぬ広島へと連れて行ってくれる。曲の途中で車窓から見えた富士山は綺麗だったな~・・・とこの三日間で実に3つの世界遺産を見たと気付いたのは、東京に戻ってからだった。
西に飛行機で向かうと太陽との競争になるので、19時の広島はまだ明るい。それだけでもちょっと得した気分になる。暑くも無く寒くも無く快適な気候が出迎えてくれる。
空港からリムジンバスに乗り、約45分で広島駅に到着。新幹線側の駅(北口)で降車するが、ホテルは逆側に位置(南口)する。北口から南口へ移動したいのだが、案内標識が非常に分かり難く、北口でかなりの時間ウロウロしてしまった。
そしてようやく通用口を発見したものの目眩がするほど果てしなく薄暗い長~い地下道・・・どうにか南口に辿り着き、地上に出たものの、ホテルの看板が川の向こうにぼんやりと小さく見える。その看板の小ささでかなり離れていること認識しつつ、ただただ看板目指して歩く歩くそしてホテル到着すっかり汗だくになってしまいシャワーを浴びてひと休み。
ついこのまま眠りについてしまいそうだったので、必死に身支度を整え、そして繁華街である流川まで徒歩で向かい、(中略)明日に備えて早めの就寝・・・おやすみ~