先日の夕刊記事で風鈴にサッカーボールが描かれていた画像が掲載されていた。
このサッカー風鈴は2002年の日韓大会から4年ごとに販売しており、4年ごとにフル回転で手作りしている。内側に黒く五角形を描くのが難しく一日20個が限度。「音色を聞きながら、涼しく応援してほしい」とのこと。この風鈴屋さんは通っていた高校の近くにあり、昔から知っていたものの、なかなか訪れる機会が無かったので、先日の休日に初めて寄ってみた。ちなみに本格的に手作りしているのは現在こちらを含めて2軒しかないそうだ。
なかなか敷居の高い店内を恐る恐る開けると気さくな女性スタッフさん(あとで四代目と知る)に出迎えられる。新聞を読んだと伝えると、「もう一週間以上先になる」と申し訳なさそうに伝えられた。とりあえず予約をして、お土産用にいくつか購入した。すると製作体験を終えた学生服の生徒たちがぞくぞくと入って来て、瞬く間に店内は満員御礼状態になったが、オリジナル風鈴を作り上げた生徒さんの笑顔が広がり、店内にはとても素敵な時間が流れていた。
そして広島ひとり旅中に完成の連絡が入った。第二戦のギリシャ戦に間に合うように昨日取りに行き、リビングに吊るして今朝7時のキックオフを迎えたが・・・スコアレスドロー・・・斉藤を投入して欲しかったな~と無風の朝に風鈴が一度も鳴らなかった静かなリビングで力なく呟く。かなり厳しい状況ではあるがなんとか踏ん張って欲しいものだ。
それにしても風鈴って何だかいいな~