映画「夢千代日記(1985年公開)」を観た。
【解説】広島で胎内被爆し、余命いくばくもない芸者のもっと生きたいという願いと、彼女と殺人犯の愛を山陰の温泉町を舞台に描く。脚本は「天国の駅」の早坂暁、監督は「暗室」の浦山桐郎、撮影は「伽耶子のために」の安藤庄平がそれぞれ担当。
1981年からNHKで連続ドラマとして放映されていた作品で、その当時やたら母が「夢千代、夢千代」と言っていた気がする。もはや加藤武の刑事役は本物を上回るほどの鉄板役である。とにかく病床の小百合ちゃんが何とも良い。またすーちゃんこと田中好子が若さはちきれんばかりの元気な姿を見せてくれる。
ドラマを観ていないので、本作品がどのような位置づけになっているのか?不明であったが、二時間ではすべてにおいてちょっと物足りなかったかな?