「七月大歌舞伎(夜の部)」を見た。
【演目】
一、荒川の佐吉(あらかわのさきち)
二、壽三升景清 歌舞伎十八番の内 鎌髭(かまひげ) 歌舞伎十八番の内 景清(かげきよ)
先月の六月大歌舞伎に続く歌舞伎鑑賞。猿之助・中車そして海老蔵が同じ舞台に立った「荒川の佐吉」はそれはそれは絢爛豪華で感動すら覚えた。人情と仁義に溢れた二時間で「達者で暮らせ」「お達者で」は何とも素敵な別れの言葉である。
ただ周りの観客には恵まれなかった。上映中延々と聞こえた男性二人連れのボソボソ声、おば様二人が劇場スタッフに足が痛いので他の席への移動交渉声、そして前列のおば様のビニール袋のカシャカシャ音・・・なかなか舞台に集中させてくれなかったのが残念だったな。