この時期のバレーボール練習は実に憂鬱である。冷房が完備されていない中学校の体育館は高温多湿で通気性が悪い上に、20名近くのメンバーの熱気が加わる劣悪な環境。ほんの少し動いただけで尋常でないほどの汗が流れ出し、2時間余りの練習で何度も着替えるのだが、ものの数分でウエットスーツのようにシャツが汗に張り付く。さらに終盤になると脳の回転もすっかり鈍くなり、蜃気楼が見え、亡き祖母とも会話が出来そうな気さえする。そしてようやくヘロヘロの状態で練習終了。帰りは特に慎重にハンドルを握りつつ、ふと鈍い頭の中で、「シーフードヌードル食べたいな~」と呟いている。何故かノーマルのカップヌードルでは無く、シーフードなのである。
帰宅して、洗濯機を回しながら、シャワーを浴び、冷やしたグラスにはビールをカップには沸騰したお湯を注ぎ、ビールの泡が落ち着いた頃にちょうど3分経過。カップにバターを入れて、ビールとヌードルを流し込む。ブファ~
少しだけ生き返る。これがあるから51歳になっても頑張れるのだろうな~体重が落ちない訳だ。