当社連休初日の朝、何気なく高校野球・東東京都大会の予選日程を確認すると、我が母校の試合が当日昼過ぎに予定されていた。この暑さの中、出掛けるのか?と自問自答する間もなく信濃町駅へと向かっていた。いつ以来だろう?神宮外苑はこの暑さの中でも木々を通り抜ける風が気持ち良い。
国会議事堂とよく似ている聖徳記念絵画館を通り過ぎる。
どこまで出来ているのか?楽しみだった新国立競技場だったが・・・
神宮球場に掲げられたポスターに向かい「君たちのおかげで最下位にならずにすんでいる。本当に有難う。お願いだから目を覚まさないで・・・」と呟いていると、ようやく神宮第二球場に到着である。
日蔭の三塁側の席に腰を下ろす。周りは誰ひとり知らないが、「母校」という繋がりだけで、堂々と応援席に座れるのは不思議な感覚である。
野球部の父兄さんたちから団扇を手渡される。
試合開始前に相手チームの応援団とエールの交換があり、12時30分炎天下の下、プレイボール。昔からブラスバンドは有名だった高校だけに実に立派で堂々とした演奏と共に、選手ごとに凝った応援歌と振り付けがあり、応援団の選手たちの練習の成果につい口元が緩んだり、ジーンと来たり・・・途中で父兄さんからドリンクの差し入れを頂戴しつつ、8回コールドで幸先の良い初戦を飾った。後輩たちの一生懸命さに感動した暑い夏の日だった。
2年前のベスト4以上を目指して頑張れぇ~