公開中の映画「スクランブル」を観に行った。
【解説】クリント・イーストウッドの息子で、「ワイルド・スピード ICE BREAK」「スーサイド・スクワッド」などで注目を集めるスコット・イーストウッドが主演を務めたクライムアクション。高級クラシックカー専門の強盗団が、フェラーリの強奪に挑むさまを描く。『96時間』などの監督ピエール・モレルが製作、『ワイルド・スピードX2』のマイケル・ブラントとデレク・ハースが脚本を担当し、テレビシリーズ「ARROW/アロー」などのアントニオ・ネグレが監督を務める。盗みのプロたちによる巧妙な強奪計画、高級クラシックカーの数々に目を奪われる。
まずスコット・イーストウッドの「父激似」から楽しませてくれる。クラッシックカーには詳しくないのだが、確かに走る芸術と呼ばれるのも納得の美しいフォルムについつい魅せられてしまう。ストーリーはテンポよく進んで行き、私の好きな仲間集めもあり、最後はどんでん返しがあるのだが、約90分の時間では仲間たちの特徴や交流、そして「誰も思いつかない手口を使い、いかに美しく、そして完璧に車を盗むかをモットー」としているフォスター兄弟の盗み方もあまり描かれていなかったのが少し残念だった。
ちなみに原題はOVERDRIVE(過度に働かせる,酷使する)であるが、SCRAMBLE(争奪する、緊急発進)はなかなか良いタイトルのように思えた。
ステファニー役のアナ・デ・アルマスが何とも可愛いらしかった。