映画「黄金狂時代(1925年公開)」を観た。
【解説】アラスカの金鉱が発見され一攫千金を夢見る人々が押し寄せていた頃、ひとりぼっちの探鉱家チャーリーは、猛吹雪に襲われ、一件の山小屋に転がり込んだ。だが、そこにいたのは、指名手配中の凶悪犯ブラック・ラーソンだった。ゴールド・ラッシュに湧くアラスカを舞台に、人間たちの剥き出しの欲望を、絶妙なギャグと卓越したストーリーで描く
冒頭「サイレント映画に音楽とナレーションを加えたもの」との説明が付く。映像と音声が同期した映画トーキー映画が本格化する直前の作品であるのだが、これまで彼のサイレント映画に慣れているので、ナレーションにとても違和感を感じてしまう。また本作品は靴を食べるシーンやパンのダンスでも有名な作品である。
解説には「人間たちの剥き出しの欲望を・・・」とあるが、それがそれほど感じられないのは剥き出し人たちにすっかり慣れてしまった平成の世なのだからだろうか?