昭和47年に連載が始まり、40年以上にわたって人気を集めてきた水島新司の代表作「ドカベン」シリーズが完結した。ドカベンは高校の野球部を舞台に、キャッチャーで強打者の山田太郎や「悪球打ち」で知られる岩鬼正美などの活躍を描いた作品で、登場人物たちの高校卒業後の活躍を描いた「プロ野球編」や「スーパースターズ編」などの続編が中断を挟みながら連載され、単行本はシリーズ累計でこれまでに203巻発行された。
幼い頃、夢中で読んだ作品だったな~連載当初は柔道部だったが途中から野球へと転身していったドカベン。特に明訓高校での戦いぶりは実に面白く、土井垣、岩鬼、里中、殿馬、微笑三太郎、山岡、渚らのチームメイトを始め、不知火、雲竜、土門と谷津、犬飼兄弟、犬神、武蔵坊・・・と様々なキャラクターのライバルチームとの対戦は手に汗握りながら無我夢中になって読んだもので、単行本もかなりの巻数を持っていた。ただ「高校卒業後」の彼らの活躍は知らない。
また映画化(確か永島敏行のデビュー作品)もされ、公開当時まだ新小岩にあった映画館で観たものだが、テレビアニメはまったく観なかった。
もう一度最初から読み直そうかな?