先日の新聞記事がとても興味深かった。
静岡県の小中学校生が修学旅行先で地元名産のお茶の「営業マン」として活躍。数年前に生産者から全国にPRして欲しいと依頼したことから始まり、提供されたティーバッグを小中学生が各地で旅行者や地元の人に声を掛けて配布しているとのこと。
【長崎市の眼鏡橋で結婚式を挙げていた新郎新婦にティーバッグを贈る生徒】
取り上げられていた学校は、山間部にあり、大半の生徒は保育園から中学まで同じメンバーな為、「お茶の配布は殻を破り、広い視野を持ついい経験になる」と教頭先生は述べる。また受け取った人からも毎年お礼状が届くとの事。また別の学校では外国語活動のゴールを英語でのPRとし、英語のフレーズを勉強して配布しているとのこと。
【島田市茶業振興協会川根支部森西支部長(左)から川根新茶を受け取る生徒代表】
実に素晴らしい取り組みである。何より小中学生が地元に誇りを感じられること、社会に貢献している実感が得られること、そして何よりも一番は「人に話しかける」ことで得られる喜びであろう。
いやいや素敵である。これをきっかけにどんどん人と話して貰いたいものである。