映画「THE GUILTY ギルティ(2019年公開)」を観た。
【解説】電話からの声と音だけで誘拐事件を解決するという、シンプルながらも予測不可能な展開で注目され、第34回サンダンス映画祭で観客賞を受賞するなど話題を呼んだデンマーク製の異色サスペンス。過去のある事件をきっかけに警察官として一線を退いたアスガーは、いまは緊急通報指令室のオペレーターとして、交通事故の搬送を遠隔手配するなど、電話越しに小さな事件に応対する日々を送っている。そんなある日、アスガーは、今まさに誘拐されているという女性からの通報を受ける。車の発進音や女性の声、そして犯人の息づかいなど、電話から聞こえるかすかな音だけを頼りに、アスガーは事件に対処しなければならず……。
舞台は緊急コールセンターだけで行われ、BGMは着信音のみで沈黙の時間がやたら効果的だった。現場の映像がないので通話音声だけで伝わる緊迫感で終盤は意外な展開となる。
もし自分だったらどこまで的確な指示が出せるか?と自分自身に問いながら観終えた。