【8/11(金祝)~8/19(土)まで夏休みとさせて頂きます。予約投稿にて】
映画「生きちゃった(2020年公開)」を観た。
【解説】「舟を編む」「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」「町田くんの世界」の石井裕也監督が自身のオリジナル脚本を仲野太賀、若葉竜也、大島優子のキャストで映画化。高校時代から仲のよい幼なじみの山田厚久と山田奈津美、そして武田。厚久と奈津美は結婚し、5歳になる娘がいる。なにげない日常を送っていたある日、厚久が奈津美の浮気を知ってしまう。突然のことに、厚久は奈津美に怒ることもできず、悲しむこともできずにいた。感情に蓋をすることしかできない厚久、そして奈津美、武田の3人の関係はこの日を境に次第にゆがんでいく。厚久役を仲野、武田役を若葉、奈津美役を大島がそれぞれ演じる。
仲野太賀みたさに視聴開始。大島優子の体当たりの演技に驚きつつ、映画「フロッグ」同様に不貞行為におよんだもののやたら堂々とした妻に何も言えず、感情が出せない夫。その後の妻の末路は自業自得なのかも知れない。終盤元義母から叱責されるシーンがあるが、親も親なら子も子であることを痛感する。
結局のところ夫婦で話し合う機会を「逃げた」結果のふたりだったのかも知れない。