今シーズンも不甲斐ない戦いが続いている我がジャイアンツはすでに自力優勝がなくなっている。ドラゴンズとは異なり、優勝の可能性が完全に消滅した訳ではないが、淡い期待すら出来ないような無残な戦いぶりが連日続いている。先日今シーズン最後の観戦も首位タイガースに一方的に攻められ、お手上げ状態で多くの落胆ファンたちと途中で席を立った。
「逆襲が始まる時はあれよあれよと勝ち星を重ね、その都度『おっおっ』と少しだけ前のめりになり、『まさか?』『本当に?』と笑顔が弾けるものだが、勝てないシーズンはその『おっおっ』が続かない。おっおっのシーズンには必ずニューヒーローが誕生する」と昨年書いた。実際若い先発陣の台頭(名前すら憶えていない)や秋広、門脇らの活躍はあったものの、チームを波に乗せるまででも無く連勝が続かず、一瞬「おっ」と期待するものの、現実を痛感を繰り返していた。
2020年の優勝からもう3年が経ち、ジャイアンツの書き込みもここ数年少なく、今年はトリプル3の坂本を6月に書いただけである。今シーズンのドーム観戦成績はサヨナラ勝ち2試合あったものの4勝7敗と負け越した。今シーズンは様々な制限がなくなり、観客も声を出しての声援が戻ってきたものの、ドームの食事処は常に長蛇の列で、非常に流れが悪く、並ぶ気すらなれず、持参したおつまみでやり過ごすことが何回かあった。この年齢になってこんなにひもじい観戦はなかなか惨めである。このままだと来シーズンはドームへ足を運ぶことも、テレビ観戦することもさらに少なくなるかも知れない。
来年こそはと思うシーズンにも飽きてきたな。
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