先日同級生と飲んだ時のこと。
企業に勤める友人は来年の60歳には定年退職か再雇用かの選択が待ち受けている。再雇用の場合は現在の給料の約60%になるそうで、各手当を差し引いて勤務時間で換算すると地元の居酒屋さんのスタッフ募集中ポスターの時給とほぼ変わらないと嘆いてた。定年がない自営業であるが自分なりに引き際はもうずいぶん前から考えているものの、実際に60歳になったら約半分の価値しか認めてくれない社会の現実を友人を介して改めて知る。
本来であれば経験値や技術力の上昇に伴い給料は上がり続けるものだと考えたいものだが、最近加速する自身の愚図化をはじめ様々な面で衰えを考慮すると60%もあながち妥当な数値な気もする。子供たちが巣立った別の自営業の同級生は「もう食えればいいや」と話していたが、それもありだと思いつつ、改めてそんな年齢なんだな~と痛感した夜だった。
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