映画「MONDAYS このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2020年公開)」を観た。
【解説】長編デビュー作「14歳の栞」で注目を集めた竹林亮が監督を務め、タイムループに陥った小さなオフィスの社員たちが脱出を目指して奮闘する姿を描いたコメディ。小さな広告代理店に勤める吉川朱海は、憧れの人がいる大手広告代理店への転職を目指しながらも、仕事に追われる多忙な日々を過ごしていた。ある月曜日の朝。彼女は後輩2人組から、自分たちが同じ1週間を何度も繰り返していることを知らされる。他の社員たちも次々とタイムループに気づいていくが、脱出の鍵を握る永久部長だけが、いつまで経っても気づいてくれない。どうにか部長に気づかせてタイムループから抜け出すべく悪戦苦闘する社員たちだったが……。主人公・吉川を「コントラ KONTORA」の円井わん、永久部長をマキタスポーツが演じる。
劇中でも説明があるように映画「オール・ユー・ニード・イズ・キル」や映画「パーム・スプリングス」同様のタイムスリップではないタイムループ系作品である。一日ではなく、同じ一週間を繰り返す憂鬱をテンポ良くコメディータッチで描いている。マキタスポーツ演ずる部下に愛される部長像は彼の漫画同様が良い。ちなみにマキタスポーツは当社がロケ地になったドラマ「闇金サイハラさん」映画「花腐し」で二回続けて来社され、その人柄にすっかり惚れこんでしまうほど素敵な方だった。
実に上手く出来てた作品で今年観た作品の中で上位に入る面白さだった。