映画「あげまん(1990年公開)」を観た。
【解説】“あげまん(上昇運)の女”と呼ばれるヒロインと彼女に携わる男たちの葛藤をユーモラスに描く。脚本・監督は「マルサの女2」の伊丹十三。撮影は「シンデレラ・エクスプレス」の山崎善弘がそれぞれ担当。
本格的な監督デビュー作である「お葬式(1984年)」から「タンポポ(1985年)」「マルサの女(1987年)」「マルサの女2(1988年)」と続いた5作目の伊丹監督作品であるが、私は今まで4作目までと6作目の「ミンボーの女(1992年)」と9作品目の「スーパーの女(1996年)ブログ未掲載」しか観ておらず、全10作品中本作品を含め4作品は何故かこれまで観る気がせず、今回BOXに入っていなければきっと観ることは無かった作品だったと思う。
オープニングで宮本信子の裸体に驚くものの、伊丹作品らしからぬ影の部分が少ない「薄味」の展開で特に可もなく不可もない作品だった。主人公にとって最初に「水揚げ」されたお坊様の生活が一番幸せだったような気がした・・・と感想も薄味だった・・・