東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業49年を迎えました不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

球辞苑

2019年08月05日 09時22分12秒 | 野球の話

NHK・BS1で放映されている「球辞苑」が面白い。

【番組紹介】80年の歴史を誇るプロ野球は時代とともに進化を続けている。球界を席巻した魔球、スラッガーたちに共通する打撃技術、常勝チームが編み出した秘策などから、今が旬のキーワードを毎回1つピックアップ。現役・往年の名選手が明かす秘話、科学的な分析や知られざる歴史の解明など多角的にとことん掘り下げ、この番組にしかない究極の野球辞典の完成を目指す、プロ野球深掘り情報バラエティ!

通常のプロ野球番組とは異なり、放送ごとにテーマがあり「三遊間」「テキサスヒット」「グリップ」「アウトロー」などプロ野球マニアが好むようなディープで細かい内容ばかりで、回によってはポカンとしてしまうようなことが少なくないのだが、先日の「一・三塁」は実に興味深く面白かった。

【内容】テーマは「一・三塁」。選択肢が多い攻撃側が圧倒的に有利だが、内野守備で無得点に抑えたランキングトップの名手がその技を激白!両者の思惑が火花を散らす攻防を深掘り!ゴロゴー、ダブルスチール、ゲッツー崩れでの得点など、攻撃側にいくつもの選択肢がある「一・三塁」。巨人コーチ・鈴木尚広は一塁ランナーの上手な挟まれ方を伝授!楽天・銀次は右方向へのゴロの打撃術を披露!一方、三塁走者をアウトにする内野守備の技の神髄をランキングトップの中日コーチ・森野将彦やゴールデングラブ賞4回の仁志敏久が激白!打者、走者、野手、バッテリーの視点から「一・三塁」のスリリングな攻防に迫る!

ランナー一・三塁は満塁時よりも守備側も攻撃側もあらゆるパターンを想定しなければならないので、選手は非常にやりにくいとのこと。攻撃側では三塁ランナーでの走塁テクニックやゴロを打った瞬間に走るゴロゴー、ダブルスチールの見極め、帰塁のテクニックから一塁ランナー時の野手を誘い込む挟殺プレーの方法を私が好きだった走塁のスペシャリストである鈴木尚広(現ジャイアンツ一軍コーチ)が、打者として実際のデータ(これがまた細かく「一・三塁時の高打点選手」)の上位であるイーグルスの銀次がダブルプレーにならないように「ぐちゃっ」と打つ独自の打撃法を解説してくれ、また守備側として元ジャイアンツの名手・仁志が二塁手での三塁ランナーのおびき寄せ方、元ドラゴンズの森野が一塁・三塁手としてホームへ投げる判断、元WBC捕手・里崎の裏話を含め、実に興味深かった。

この番組はシーズン開幕と同時に放送が終了し、シーズンオフから再び番組が始まるので、現在放映されているのは再放送であるが、それでも十二分に楽しめる。番組の最後に「その選手がどう判断してプレーするのかを楽しんで貰いたい」はなるほどな~と思う。さらにこれでプロ野球がさらに面白くなった。

【総武線・新小岩駅 賃貸専門店】有限会社やな瀬不動産


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 映画:「万引き家族」 | トップ | 小兵 »
最新の画像もっと見る

野球の話」カテゴリの最新記事