娘の挙式がいよいよ明日となった。
一年前に結婚挨拶があり、ほどなくして式の日取りも決まり、令和元年初日の5月に結納が済み、姓が変わったものの、それからも一緒に生活していたし、挙式後も仕事の関係で当分の間、ほぼ毎週のように帰ってくるらしいのでどことなく実感が無いまま前日となった。日が迫るにつれ、ラストとかファイナルのイベントが増えていくものの、この一年はいつもと変わらぬ日常を過ごそうと決めていたので、ごくごく普段の生活を続け、リビングで娘と二人きりになっても、特別な時間と思うこともなく、普通に会話して、いつもの時間には就寝していた。それは以前にも書いたようにこれまで娘とはたくさん話した時間の積み重ねがあったこともあるが、何よりも婿殿の誠実な人柄を感じたからなんだと思う。(まあ、あえて考えないようにしていた面もなきにしもあらずだったが・・・)
「子供はいつか巣立つ」
ごくごく当たり前のことで、2010年におぼろげながら書いたが、この9年もの時間の経過で子供からすっかり成人し、同時に親としてもそのいつか来る日にそれなりに備えて来たので、寂しくなるとかよりも前日になってもおめでとうの気持ちの方が大きくて強い。家族が減るというよりも家族が増えることはやはりめでたいことなんだと改めて思う。数日前に家族四人で食事へ出掛けた。これで最後と言うより節目というかとりあえずの区切りの四人家族飯である。我が家らしくしんみりすることもなく、いつもと変わらない賑やかな食事会となった。次に見据えるのは息子の結婚と自分自身の終活であろう。
式の翌週にはいつものようにまたひとり旅に出掛ける。これまたいつもと変わらない日常である。
実に楽しい26年間をどうも有難う。
明日はみんなで飛び切りの笑顔で過ごしましょう。
【明日10/5(土)は臨時休業とさせて頂きます】