東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業49年を迎えました不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

落語:花緑の夏

2024年07月29日 09時41分02秒 | 落語と芝居の話

柳家花緑を聴きたくなり、終業後にまだ日中の火照りが残る中、浅草演芸ホールの寄席定席へ向かった。浅草演芸ホールは入場時間により入場料が安くなる「夜割」があり、花緑は夜の部主任のためトリを務めるので私は19時からの夜割を利用。19時少し前に到着してチケット購入後、新宿末廣亭の完全禁煙と異なり、入口横で一服してから入場。中入り柳家勧之助から落語の世界に浸る。

曲芸、粋曲(どどいつ)を挟み、いよいよ大トリの花緑登場。花緑は「大銀座落語会(新橋演舞場2008年)」で初めて拝見してから「二人落語会(鈴本演芸場2010年2011年)「柳家花禄独演会(紀伊國屋ホール2011年)」「東海道松竹落語会(三越劇場2012年)」「柳の家の三人会(練馬文化センター2015年)華の花緑ひとり舞台(文京シビック小ホール2016年)ミュージカル「狸御殿(新橋演舞場2016年)」と数多く拝聴して来たが、生花緑は2021年の寄席(浅草演芸ホール)以来3年ぶりであった。有難いことに今回は私の好きな正直者三名が登場する「井戸の茶碗」を披露。改めてこの令和の時代で聴く「井戸の茶碗」はとても心地が良く、清々しい気持ちのままお開きとなった。

帰りに花緑本人とお会いして記念撮影とサインを頂けた。この敷居の低さも落語の魅力でもあり、最後の最後まで良い気分のまま足取りも軽い夜だった。師匠どうも有難うございました。また聴きに参ります。

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