先週の当社連休を利用して妻と草津温泉へ出掛けた。
湯畑を見降ろせる眺望の良さと料理の美味しさから昨年末に友人と訪れた同じ宿へ決めた。蜜を避けて電車ではなく朝6時台に車で出発し、スカイツリーと富士山を横目に首都高を抜け、関越道を走り、途中であれこれ寄り道しながら昼前に草津へ到着。早速蕎麦とランチビールを楽しむ。その後、妻の好きなカピバラを見学し、あれこれ湯めぐりを楽しむ。
また前回見れなかった湯もみショーを見学。95℃近い源泉を水で薄めずに冷ます方法として用いられた湯もみ。解説を聞きながら幼い頃の風呂は上だけ熱かったり、沸騰するほど高温になったりした時に、風呂の蓋でよくかき混ぜたものだと幼い頃から「湯もみ」経験がある二人は、理にかなった作法だったんだとやたら感心する。今はすべて全自動でそのような風呂に入った経験がない子供たちや若者には湯もみ自体もふ~んってもんなんだろう。
鑑賞後にも立ち寄り湯に入り、夕食前にも宿の大浴場へ入り、夕食後に私は早々に就寝(妻は湯畑を見ながらひとり酒を楽しむ)。翌朝に最後の入浴を楽しみ、朝食後にチェックアウトし、道の駅をはしごしながらゆっくりと東京へと戻った。ほんの少しだけコロナを忘れられた終始のんびりとした二日間だった。