東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業49年を迎えました不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

特別展「空也上人と六波羅蜜寺」

2022年03月05日 09時36分50秒 | 二代目のつぶやき

東京国立博物館で3月1日から開催されている特別展「空也上人と六波羅蜜寺」を開催日翌日に観に行った。

平安京に疫病が流行した際、念仏をひろめた空也上人。日本史の教科書でおなじみの重要文化財 空也上人立像は運慶の四男である康勝が上人の姿を写実的に表した像で、仏師の代表作とされます。この像が制作されたのは鎌倉時代で、上人がこの世を去ってから200年以上が経過していましたが、つねに市井の人々と共にあった上人への畏敬の念と、口から6体の阿弥陀仏が現れたという伝承を表したものです。六波羅蜜寺では正面からの拝観ですが、本展覧会では鎌倉肖像彫刻の傑作を存分に鑑賞することができます。六波羅蜜寺の創建は、今からおよそ1000年前の平安時代半ばにさかのぼります。天暦5年(951)、京都に流行り病が蔓延したため、空也上人は、疫病がおさまり世の中が穏やかになるように祈り十一面観音菩薩立像を造像し、西光寺を創建しました。これが現在の六波羅蜜寺にあたります。本章では、市井の人々から絶大な信仰を得た空也上人の足跡をたどりながら、六波羅蜜寺創建時の像をご覧いただき、人々に親しまれてきた六波羅蜜寺の歴史をたどります。(特別展ホームページみどころより)

「口から6体の阿弥陀仏が現れた」と表現した技法に惹かれ、また「平安京に疫病が流行」した状況にどこか通ずる現代社会に重ねてしまい、すぐに予約をした。東京では約半世紀ぶりの公開にワクワクしながら入館。薄暗い館内に入るとすぐ背後に空也上人像が見えるが、焦る気持ちを抑えつつ順番に展示を見学し、空也上人像とご対面。いや~素晴らしい。特に口から飛び出している六体の阿弥陀仏の構図に惚れ惚れしてしまい、ぐるりと何周もしながらしばらく像の前に佇んでしまった。立像・坐像をまじまじと見学する年齢になったんだな~と自分自身に感心してしまった。

見学後に入場者限定発売のフィギュアが販売されていた。海洋堂さん作ということもあり、迷わず購入してしまった。もう一回行こうかと思う。

【総武線・新小岩駅 賃貸専門店】有限会社やな瀬不動産

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