先日の善光寺でのこと。
事前に東京駅までの時刻表を確認した上で、5時31分発の東京駅行きの快速電車に乗車するため、愚図時間を考慮して4時台に起床。5時20分頃に新小岩駅に到着したので、駅前で一服。そして3分前に改札へ向かう・・・特急券が無い・・・瞬時に前夜財布に入っていたレシートを取り除いた際に一緒に取り出したんだと分かった。慌てて自宅へ自転車で戻る。スマホをいじれない状況なので、頭の中で対応策を考える。「東京駅到着後長野新幹線の6時16分発まで約30分余裕がある」状況だったので、自宅で特急券を取り、自転車を事務所に置いて駅まで歩きながら次の快速時刻を調べると、東京駅着から2分で新幹線に乗り込まなければならず、これは無理なので次の新幹線に振り替えるかと思っていると、ふと「上野駅に停車するのでは?」と思いつき、すぐに検索すると乗り込む新幹線は「6時22分上野発」だと判明。6分の余裕が出来たので、新小岩駅で快速には乗らずに各駅で秋葉原に向かい、山手線に乗り換え、6時10分頃に上野駅到着。余裕をもって乗車することが出来た。すっかり西村京太郎気分で指定席に座わりながら「東海道新幹線でなくて良かったぁ」と呟いた。
2009年の経験が役立った。やはり無駄な経験はないってことなんだろうと思う。あれから10年以上を経て「私は地下鉄を上手に乗りこなす東京人」から「新幹線を乗りこなす東京人」になった。