先日テレビでインタビューに答えていた若者。
彼自身の独特のキャラクターをバラエティー的に面白可笑しく取り上げられていたのだが、私はその若者の「顔立ち」が非常に気になった。その人自身のこれまでの生き様が映し出される「顔立ち」においてその若者はあまり良い顔をしていなかった。いつも笑顔で生きて来た人はとても素敵なお顔立ちだが、いつもつまらなそうにしている人はやはりそれなりのお顔立ちをしている。イケメンや美人でも奥行きの無い顔立ちの人にはあまり惹かれない。それは一朝一夕でなれるものではなく、これまでの人生においてどのように生きて来たかによる歴史の積み重ねなのでとても重みと深みがあり、「顔は人生の履歴書」なる言葉にも頷ける。
笑ってさえいるもののどうにも薄い笑顔が印象的だった今回の若者だが、これから大勢の人とたくさん出会ってたくさん話して、たくさん傷ついて傷つけられて行けば全然問題は無い。