映画「カセットテープ・ダイアリーズ(2020年公開)」を観た。
【解説】1980年代のイギリスを舞台に、パキスタン移民の少年がブルース・スプリングスティーンの音楽に影響を受けながら成長していく姿を描いた青春音楽ドラマ。87年、イギリスの田舎町ルートン。音楽好きなパキスタン系の高校生ジャベドは、閉鎖的な町の中で受ける人種差別や、保守的な親から価値観を押し付けられることに鬱屈とした思いを抱えていた。しかしある日、ブルース・スプリングスティーンの音楽を知ったことをきっかけに、彼の人生は変わり始める。出演は「キャプテン・アメリカ」シリーズのヘイリー・アトウェル、「1917 命をかけた伝令」のディーン=チャールズ・チャップマン。監督は「ベッカムに恋して」のグリンダ・チャーダ。
ブルース・スプリングスティーンの「ダンス・イン・ザ・ダーク」から始まり、「リバー」「バッドランド」そして私が一番好きな「サンダーロード」や「明日なき暴走」ではついジーンしてしまう。「ハングリーハート」と共に仲直りするシーン、入国審査でのやり取りも粋だった。隣人がとてもいい感じで、兄妹が良い関係で案外仲の良い夫婦共々良い作品だった。
視聴後、改めて「ボス」を何度も聴き直している。