先月アメリカ男子ゴルフツアーに女子ツアー選手のレキシ―・トンプソンが推薦出場した。女子選手によるアメリカ男子ツアーの挑戦は7人目で、過去1945年にベーブ・サバリアス選手が唯一予選通過していたが、今回トンプソンは惜しくも3打及ばず予選落ちになった。
昨年女流将棋の第一人者、里見香奈女流五冠が将棋界で女性初の「棋士」を目指したものの、不合格となった。男女の区別のないプロ「棋士」と女性だけの「女流棋士」の2つの制度がある日本の将棋界において、女流棋士が「棋士」になるためには今回の棋士編入試験に合格しなければならなかった。ちなみにこれまで棋士になった女性は一人もおらず現在棋士は男性のみ。
高さやパワーの違いが影響する競技であると何かしらのハンディキャップが必要かと思うのだが、飛距離がすべてではないゴルフやパワー不要の将棋界では女性も十分に同じ土俵で戦えるのではと思っていたので、非常に残念である。ちなみにトンプソンは300yd飛ばすらしい・・・
以前東京オリンピックでの男女合同競技は新鮮でとても面白かったように、さらにこれが男子の世界で女子選手が活躍するようになったら物凄く面白いと思う。来年以降も是非挑戦して欲しいものである。
様々な分野での水原勇気の誕生に期待したい。大谷翔平が漫画のような世界で活躍するように・・・