北海道昆虫同好会ブログ

北海道昆虫同好会は北海道の昆虫を中心に近隣諸国および世界の昆虫を対象に活動しています。

美しいヒガシカワトンボ Mnais pruinosa

2017-12-16 11:59:12 | トンボ
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美しいヒガシカワトンボ Mnais pruinosa





2017-6-30  (金) 晴れ 26度C 暑い

 
朝10;00 近くの森へ蝶を見に行った。オオイチモンジやミスジチョウなど撮影しながらすすむと左手に沢に降りてゆく小径を発見。


実はこれまで、意識的にあまり気にしていなかった道で理由は、入って行くと熊さんと会いそうな気がするから。


この日はあまりに天気が良かったので、ついふらふらと沢への小道を降りていった。


しばらくすると湿地で行き止まり。湿地のなかを30cmほどの幅の細い小川が流れていたりする。


本能的に車から釣り竿を持ってきて、何か魚がいないかと釣り糸を流すと小型のアメマスが釣れたりした。



なにかとてもよく目立つトンボがゆっくりと飛んでいたので、1匹をネットしてみた。


これまでにも北見市のあちこちでこの時期だけ見かける派手やかなトンボだ。


よく見かけるが名前は知らない。


なんとなく数枚撮影してリリース。



2017-12-16(土)小雪

コンピューターに山のようにたまったデジカメ画像を整理していたら きれいなトンボの写真が出てきた。


急にこのトンボの名前が気になった。


私は蝶に関しては常に一言なにか言いたい人間ですが、トンボに関してはまったく素人同然。


以前、北見市のムカシトンボチミケップのトンボをこのブログにアップしましたが、トンボの正確な同定は自信ゼロ。 


しかし同定しようと思えば出来ないことはないのだ。


今から30年以上昔、まったく発作的に下記の大図鑑を大枚はたいて購入していたのです。


しかし、購入しただけで大安心してしまい、その後は藤岡日本産蝶類大図鑑と同様に、この30数年で厚いホコリをかぶってしまい今日の今日まで一回もこの本をひらくことはなかった。


日本産トンボ大図鑑 浜田 康・井上 清 共著 講談社 1985  当時の価格48000円


天井に近い高い本棚の右のすみっこに長年鎮座していた トンボ大図鑑 はこうして30数年ぶりに厚いホコリを払われ開かれることとなった。






この本のカワトンボの頁を斜め読みして私なりにまじめに絵あわせした結果、あまり自信はないのですが ヒガシカワトンボ という私が初めて聞くトンボの名前がでてきました。





カワトンボ属 Mnais カワトンボ科 Calopterygidae   ヒガシカワトンボ Mnais pruinosa costalis (f. costalis 北海道型)











どなたか、くわしい方のコメントなどいただければ幸いです。



これを機会にトンボの世界にも少し足を踏み入れてみようかな。


生きているトンボはきれいだ。



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