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準絶滅危惧種ヒョウモンチョウと今後の蝶の保護のありかた
わが国のヒョウモンチョウは北日本亜種 Brenthis daphne iwatensis 、本州中部亜種 Brenthis daphne rabia が知られる。
環境省レッドリストでは いつのまにか準絶滅危惧種になっていたとは露知らなかった。
近似種コヒョウモンが山地性で林道や渓流沿いや湿地に多いのに較べると、広い草地、草原など開けたやや乾いた環境に多いような気がする。
ここはとあるオホーツクの広大なベニヒカゲ発生地。ベニヒカゲ盛期の少し前、ヒョウモンチョウがみられるがベニヒカゲと較べるともともとが圧倒的に少ない蝶である。
オホーツクでヒョウモンチョウが比較的よく見られるもう一つの環境は、ゴマシジミの多い広い草地です。
このような環境は樹木・灌木の生育に伴いやがて自然消滅する傾向があります。そんな環境の時間的推移もそのうちアップしてみたいと思います。
広い草地、豊かな草原が人間の営みに関連して次々に消えたことが ヒョウモンチョウがいつのまにか準絶滅危惧種になった最大唯一の理由である。
イシダシジミの減少も同様。
種々の自然環境の変遷や地球温暖化の影響なども多少はあるかも知れない。
毎度おなじみの蝶が減少→環境省が種の保存法該当種に指定→採集・売買・譲渡禁止.......といったこれまでのような陳腐無意味な環境省のみの一人芝居(やっつけ仕事)は百害あって一利なし。
むしろ全国の同好会などに広く現状把握と環境保護、状況によっては種苗の保存などを呼びかける方が有効ではなかろうか。
環境省(たまたまそれを担当することになる数人の職員諸氏)には、ぜひそのような本質的な方向での努力を期待したい。
採集圧による絶滅が危惧される場合はそれに対する対策を早めに柔軟に考慮すべきであろう。
蝶の保護を試みるにあたり最大の関係者たる蝶愛好家全体を真っ向から敵視しているかに見える現在の環境省の態度は、今後とも安易な採集禁止に帰結する外はなく、あまりにも古典的である。
今まさに消えゆく蝶の絶滅を少しでも先送りにしたいと本気で考えるなら、もっとやるべきことがあるはずだ。
ヒョウモンチョウの写真は すべてF氏撮影。
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準絶滅危惧種ヒョウモンチョウと今後の蝶の保護のありかた
わが国のヒョウモンチョウは北日本亜種 Brenthis daphne iwatensis 、本州中部亜種 Brenthis daphne rabia が知られる。
環境省レッドリストでは いつのまにか準絶滅危惧種になっていたとは露知らなかった。
近似種コヒョウモンが山地性で林道や渓流沿いや湿地に多いのに較べると、広い草地、草原など開けたやや乾いた環境に多いような気がする。
ここはとあるオホーツクの広大なベニヒカゲ発生地。ベニヒカゲ盛期の少し前、ヒョウモンチョウがみられるがベニヒカゲと較べるともともとが圧倒的に少ない蝶である。
オホーツクでヒョウモンチョウが比較的よく見られるもう一つの環境は、ゴマシジミの多い広い草地です。
このような環境は樹木・灌木の生育に伴いやがて自然消滅する傾向があります。そんな環境の時間的推移もそのうちアップしてみたいと思います。
広い草地、豊かな草原が人間の営みに関連して次々に消えたことが ヒョウモンチョウがいつのまにか準絶滅危惧種になった最大唯一の理由である。
イシダシジミの減少も同様。
種々の自然環境の変遷や地球温暖化の影響なども多少はあるかも知れない。
毎度おなじみの蝶が減少→環境省が種の保存法該当種に指定→採集・売買・譲渡禁止.......といったこれまでのような陳腐無意味な環境省のみの一人芝居(やっつけ仕事)は百害あって一利なし。
むしろ全国の同好会などに広く現状把握と環境保護、状況によっては種苗の保存などを呼びかける方が有効ではなかろうか。
環境省(たまたまそれを担当することになる数人の職員諸氏)には、ぜひそのような本質的な方向での努力を期待したい。
採集圧による絶滅が危惧される場合はそれに対する対策を早めに柔軟に考慮すべきであろう。
蝶の保護を試みるにあたり最大の関係者たる蝶愛好家全体を真っ向から敵視しているかに見える現在の環境省の態度は、今後とも安易な採集禁止に帰結する外はなく、あまりにも古典的である。
今まさに消えゆく蝶の絶滅を少しでも先送りにしたいと本気で考えるなら、もっとやるべきことがあるはずだ。
ヒョウモンチョウの写真は すべてF氏撮影。
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