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珍品、昼行性蛾イブキスズメがセイヨウタンポポにホバリング吸蜜。
2017-5-26 (金) 曇り 一時晴 のち曇り 13℃
北見市ではこのところしばらくけっこう暑い日が続いていた。
しかし、その後急に気温がさがり、曇りがちの日が続いている。
特に、この5日間は小雨模様で寒い日が続き植えたばかりの野菜の苗の活着には好都合の気候ではあった。
今日は北見市郊外の渓流に産卵のため遡上してきた大型ニジマスの動向を調べに出かけたのだが寒いので冬用セーターと赤いヤッケを着込んで出発したのであった。
釣り装束に実をかためて渓流へと向かう途中、今を盛りと山間の広い草地にはタンポポが満開であった。
30分ほど前から思いがけず、急に薄日が差し始めた。
エゾスジグロチョウやミヤマカラスアゲハ春型がどこからともなく次々に現れ、盛んにセイヨウタンポポに吸蜜を始めた。
午後2時30分。気温13℃。薄曇り。
セイヨウタンポポに素早い動きで吸蜜する昼行性蛾をみつけた。
初めて見る大型の蛾でものすごいピッチで蜂みたいにブーンと羽根をふるわせて空中静止状態で、ホバリングしながら長いストローをひゅーっと伸ばしてセイヨウタンポポの黄色い花に吸蜜する。
ブーンと高速度で羽根をふるわせているため、当初羽根にはまったく模様が見えなかった。
一回の吸蜜時間は10〜15秒で、次々と花を替えてストローを伸ばしている。
初めは、ホウジャクの一種かとおもったが、羽根をふるわせるピッチが少なくなると羽根は透明ではなく鱗粉が乗った昼行性スズメガの羽根であった。
追いすがりながら撮影しつづけたのは1分ほどで、やがてものすごい速さでどこかへ飛び去った。
帰宅して、画像をコンピューターに取り込んで観察して図鑑で絵あわせをすると、この蛾は イブキスズメ Hyles gallii であった。
幼虫はヤナギラン、マツムシソウ、カワラマツバを食べるようで幼虫はとてもよく目立つ毒々しい外見である。
日本では北海道、本州、九州に分布するが、近年、全国的に個体数が激減しているという。
北海道では滅多にお目にかかれない、どちらかというと珍品の蛾とされているようだ。
ニジマス用のランデングネットで採集しておくべきだったかな。
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珍品、昼行性蛾イブキスズメがセイヨウタンポポにホバリング吸蜜。
2017-5-26 (金) 曇り 一時晴 のち曇り 13℃
北見市ではこのところしばらくけっこう暑い日が続いていた。
しかし、その後急に気温がさがり、曇りがちの日が続いている。
特に、この5日間は小雨模様で寒い日が続き植えたばかりの野菜の苗の活着には好都合の気候ではあった。
今日は北見市郊外の渓流に産卵のため遡上してきた大型ニジマスの動向を調べに出かけたのだが寒いので冬用セーターと赤いヤッケを着込んで出発したのであった。
釣り装束に実をかためて渓流へと向かう途中、今を盛りと山間の広い草地にはタンポポが満開であった。
30分ほど前から思いがけず、急に薄日が差し始めた。
エゾスジグロチョウやミヤマカラスアゲハ春型がどこからともなく次々に現れ、盛んにセイヨウタンポポに吸蜜を始めた。
午後2時30分。気温13℃。薄曇り。
セイヨウタンポポに素早い動きで吸蜜する昼行性蛾をみつけた。
初めて見る大型の蛾でものすごいピッチで蜂みたいにブーンと羽根をふるわせて空中静止状態で、ホバリングしながら長いストローをひゅーっと伸ばしてセイヨウタンポポの黄色い花に吸蜜する。
ブーンと高速度で羽根をふるわせているため、当初羽根にはまったく模様が見えなかった。
一回の吸蜜時間は10〜15秒で、次々と花を替えてストローを伸ばしている。
初めは、ホウジャクの一種かとおもったが、羽根をふるわせるピッチが少なくなると羽根は透明ではなく鱗粉が乗った昼行性スズメガの羽根であった。
追いすがりながら撮影しつづけたのは1分ほどで、やがてものすごい速さでどこかへ飛び去った。
帰宅して、画像をコンピューターに取り込んで観察して図鑑で絵あわせをすると、この蛾は イブキスズメ Hyles gallii であった。
幼虫はヤナギラン、マツムシソウ、カワラマツバを食べるようで幼虫はとてもよく目立つ毒々しい外見である。
日本では北海道、本州、九州に分布するが、近年、全国的に個体数が激減しているという。
北海道では滅多にお目にかかれない、どちらかというと珍品の蛾とされているようだ。
ニジマス用のランデングネットで採集しておくべきだったかな。
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