北海道昆虫同好会ブログ

北海道昆虫同好会は北海道の昆虫を中心に近隣諸国および世界の昆虫を対象に活動しています。

知床半島ウトロでヒオドシチョウ越冬個体とヒグマを撮影

2015-05-26 23:02:54 | ヒオドシチョウ
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2006-5-13 (土) 晴れ のち曇り 気温低下

知床半島ウトロでヒオドシチョウ越冬個体とヒグマを撮影



F氏と朝 8時30分に北見市を出発。知床にエゾヒメギフチョウを見にでかけた。

気温も高く天気もよいのでまずウトロのキャンプ場にエゾヒメギフチョウがいないか見に行った。



キャンプ場は笹の葉がことごとく鹿に食べられ枯れ野原みたいで木の幹も皮を食べられ一帯が悲惨な状況である。近年知床のエゾヒメギフチョウが激減しているのはエゾシカがオクエゾサイシンを食害している可能性はないだろうか。おまけになぜかキャンプ場にはゴミがいたるところに散乱して見苦しい。

キタミフクジュソウとカタクリの花が咲いていた。



スギタニルリシジミが数匹飛んでいたが今回はエゾヒメギフは見かけなかった。

おもいがけずヒオドシチョウの越冬個体を発見し撮影した。知床でのヒオドシチョウの記録は初めてではなかろうか。




F氏が緑色の熊のウンコを発見。フキノトウを食べているのだろう。国道に降りてふと上をみるとその熊がフキノトウを崖っぷちでせっせと食べている。我々と 100mも離れていないところにこの熊がいたとおもう。それにしてもいくら知床でもこんなに人里に近く野性のヒグマが出てきてよいのだろうか。











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