にほんブログ村
にほんブログ村
野外に置いたビン差しコクサギにオナガアゲハ産卵
従来、オホーツクではオナガアゲハは生息していなかった。
しかし従来みられなかったメスグロヒョウモンが北見市ではいつのまにか普通種になってきた頃から一部の林道でオナガアゲハが採集されるようになった。
いまだに北見市の蝶愛好家はオナガアゲハを見ると心が動揺、興奮して目が吊り上がって必死に追いかける。
2016年に至っても北見市ではオナガアゲハはいまだ 珍しい蝶 といった位置づけである。
ごく稀に♀が採れても採卵用にするよりは展翅してしまう。
実際の野外観察記録はまだだが、状況的にオホーツクのオナガアゲハの食草はきっとツルシキミだと思われる。
しかし林床に広がるツルシキミで卵や幼虫をさがすのはしんどい。
ということで庭に植えてあるコクサギの枝を切ってビン差しにして林道に置いてきたら、見事にオナガアゲハが産卵していたというお話。
この卵はコクサギで飼育してオナガアゲハが羽化している。
コクサギは北海道には自生しないようだが、北見市の蝶愛好家の庭にはたいてい本州ものが植栽されています。
我が家の庭には昔々、東京目白の大野義昭氏にいただいたコクサギが巨大化しています。
ただ皆さんもお気づきのようにオナガアゲハの飼育品はなんとなく羽根がピシッと伸びきらず、多くの場合、なんだ飼育品かとばれてしまうのです。
にほんブログ村
にほんブログ村
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます