北海道昆虫同好会ブログ

北海道昆虫同好会は北海道の昆虫を中心に近隣諸国および世界の昆虫を対象に活動しています。

2015-7-12、アカマダラ2化出現。そして3化出現の記録。

2015-10-09 00:22:19 | アカマダラ
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2015-7-12、アカマダラ2化出現。そして3化出現の記録。

2015-7-12  (日) 晴れ 暑い

今日はアカマダラ2化 ヤマキマダラヒカゲ クロヒカゲ多い。







フタスジ♀ イチモンジチョウ ヒメキマダラヒカゲも多い。




アカマダラはなかなかポーズをとってくれない。亜外縁が黒く、前翅白斑2本がほぼ平行になることでアカマダラと同定できる。








モンゴルではアカマダラしか見られずサカハチチョウはいないので両者の同定に苦慮することはない。

しかし、モンゴルではアカマダラは年1化であり日本でいう春型しか発生せず2化個体は今までのところ発見されていない。 

私は2014-8-29 に 津別町で多数のアカマダラ3化新鮮羽化個体が、同じく多数のクジャクチョウ新鮮羽化個体とともに地面で吸水しているのを見たことがある。

このときはキノコ採りに夢中でこれらアカマダラの標本を作っていなかったことが悔やまれる。



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カラフトヒョウモンはウツボグサの花がお好き

2015-10-07 23:55:48 | カラフトヒョウモン
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カラフトヒョウモンはウツボグサの花がお好き

2009-7-11(土) 晴れたり曇ったり 寒い

朝9時北見を出発。十勝川水系の渓流にオショロコマ調査に入った。

自然度抜群、原始の森、すばらしいオショロコマの森の中を流れる美しい渓流だ。

今は蝶の時期としても最高なのだが意外にも蝶は少なく、少数のホソバヒョウモンを撮影した。

1♂だけであったが、カラフトヒョウモンがウツボグサの花に吸蜜しているのも撮影した。

この時期、ホソバヒョウモンやカラフトヒョウモンはウツボグサの紫の花に好んで吸蜜する。

かってはカラフトヒョウモンが圧倒的に多くホソバヒョウモンは珍しかった。

近年、理由は不明だがそれは逆転しカラフトヒョウモンは道内各地で激減して、ホソバヒョウモンが増えてきている。

ツツジ、シャクナゲはとても多い。林道を川の上流へ向かってつめてゆくと先日の大雨のせいか道路があちこち壊れ、ついには通行止めになっていた。





ホソバヒョウモン。




ウツボ草に吸蜜するカラフトヒョウモン。






昼食に何故か ジャムパンを食べるF氏。

山で喰う昼飯はうめーなあ。 あんた、昼ご飯にジャムパンたべてんの?







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【2015年度北海道昆虫同好会総会・懇親会】のご案内
 


今年のシーズンもほぼ終了です。函館方面では久し振りにウラナミシジミ発生のニュースが伝わって来ています。

早速ですが、今年も下記の日程で総会・懇親会を行います。

10月31日までに出欠、近況をメールにてご連絡下さい。

近況は雪蟲に掲載させていただきます。

大変恐縮ですがメール以外での長文のご報告は作業上の問題から雪蟲には掲載致しません。
 
皆様の多数のご出席をお待ちしております。


日時 2015年11月14日(土) 時間 18―22時(1、2次会)

会場 ホテルニューオータニB1フォーシーズン 札幌市中央区北2条西1丁目1-1

費用 7,000円 宿泊 5,400円(朝食付です、朝食不用は1,000円引きです。禁煙、喫煙をお知らせ下さい。シングルルームはございません。)

オークション 昆虫の標本、生き虫、書籍、グッズなど お1人様3点以内(出来高の20%を会の手数料とさせて頂きます) 

当日は2016年度会費5,000円(学生2,500円)も受付します。

役員の方は当日15時より17時までフォーシーズン アカシアの間にて役員会を行いますのでご出席宜しくお願い致します。
尚、このメールによるご案内を送信しました会員の方には往復はがきによる案内は致しません。

〒060-0808
札幌市北区北8条西5丁目1
北海道昆虫同好会事務局 高木秀了
Tel011-716-7537 FAX011-716-5562
MAIL nanyodo@rio.odn.ne.jp




ヒメウスバシロチョウの撮影法。

2015-10-05 19:51:41 | ヒメウスバシロチョウ
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ヒメウスバシロチョウの撮影法。

北見市近郊の沢。2015-6-28. 

この日、ヒメウスバシロチョウ3♂♂1♀を見た。

これらが蝶道をなすように、入れ替わり立ち替わり ふわふわ すーつ フワフワすーつ ぱたぱた ふわふわ といった感じで新緑の草地を舞ってゆく。

気温が高く、蝶は止まる気配はまったくなく撮影は不可能。眺めるだけである。

♀が白い花にしがみつき吸蜜を始めたので、勇んで近づき撮影したがこれは飛びかたがとろいと思っていたとおり羽化失敗個体であった。撮影に力が入らない。





そのうち雲がひろがり太陽が見えなくなると、急に気温が下がる。

ヒメウスバがあちこちに止まり始めた。そのチャンスになんとか撮影することができた。















しかし、また日射しがやってくると ふわふわ すーつ フワフワすーつ ぱたぱた ふわふわ がまた始まった。




【2015年度北海道昆虫同好会総会・懇親会】のご案内
 


今年のシーズンもほぼ終了です。函館方面では久し振りにウラナミシジミ発生のニュースが伝わって来ています。

早速ですが、今年も下記の日程で総会・懇親会を行います。

10月31日までに出欠、近況をメールにてご連絡下さい。

近況は雪蟲に掲載させていただきます。

大変恐縮ですがメール以外での長文のご報告は作業上の問題から雪蟲には掲載致しません。
 
皆様の多数のご出席をお待ちしております。


日時 2015年11月14日(土) 時間 18―22時(1、2次会)

会場 ホテルニューオータニB1フォーシーズン 札幌市中央区北2条西1丁目1-1

費用 7,000円 宿泊 5,400円(朝食付です、朝食不用は1,000円引きです。禁煙、喫煙をお知らせ下さい。シングルルームはございません。)

オークション 昆虫の標本、生き虫、書籍、グッズなど お1人様3点以内(出来高の20%を会の手数料とさせて頂きます) 

当日は2016年度会費5,000円(学生2,500円)も受付します。

役員の方は当日15時より17時までフォーシーズン アカシアの間にて役員会を行いますのでご出席宜しくお願い致します。
尚、このメールによるご案内を送信しました会員の方には往復はがきによる案内は致しません。

〒060-0808
札幌市北区北8条西5丁目1
北海道昆虫同好会事務局 高木秀了
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幻の秋のシジミチョウを採集。北見市、秋の蝶。

2015-10-04 10:28:46 | 蝶・昆虫・自然・同好会など
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幻の秋のシジミチョウを採集。北見市、秋の蝶。

2015-9-20 (日) 晴れ のち曇り 結局は降らなかった。

天気予報では 午後から雨というので結局今日は渓流釣りには行かないでいた。しかし、時々 青空がのぞき気温も上がったりするので何となく空模様も気になる。 

庭をみるとなにやら黒っぽいシジミチョウがチラチラやっており、あれ、今時このシジミチョウは何者なんだろう。こんな時期に北見市内の我が家の庭でシジミチョウを見るのは初めてだ。

急遽ネットをもって庭にでたが、そのまま遠くへ飛び去ってしまった。

何物だろう。もしかしてウラナミシジミ?。ひどく気になり、このあたりではいつも蝶が多い我が家の近くの金比羅山へいってみた。




秋の蝶、とくにクジャクチョウ、モンキチョウがたくさん飛んでいた。手の平写真少し撮影。ぼろのエゾスジグロ1♂、モンシロチョウ1♂撮影。








この蝶は指で尾端をおさえています。


しかし暴れて。

あまりよいポーズをとってくれることなく逃げた。



手乗り写真。





逃げた。 腹部押さえはあまり強くできないし、脚を持つとしばしば脚が取れる。加減がむずかしい。




リリースすることを前提に生きている蝶の手のひら写真の練習をしたが、これはけっこうむずかしいのです。



よく捜したが問題のシジミチョウはいない。

ついでに以前あれほどいたオオモンシロチョウはまったくいない。

かってあれほど多かったオオモンシロチョウは消え、モンシロチョウがもとどおりに復活してきた。オオモンシロチョウは北見方面では適応しきれなかった外来種といえようか。




完全に適応して大繁殖中のセイタカアワダチソウ。この攻撃的外来種は種子による繁殖のみならず、周囲に根をのばし根から他の植物に対する毒素をだしながら周囲に広がってゆく。



タマネギの規格外品 ? が大量に投棄されていた。 皮をむくとまだおいしそう。




山手の小径に入ってゆくと、いた、イタッ。チラチラ黒っぽいシジミチョウ発見。

しかし、ひどく緊張したせいか 大型ネットでまさかの空振り。取り逃がした。 いったいこの時期、このシジミチョウは何だろう。

ますます気になって、シジミチョウをさがして山沿いの小径を進む。 

やがて再度、問題のシジミチョウがちらちら現れた。

しかも二頭。今度は慎重に二頭ともネットイン。 いったい何だろう。


期待をこめてネットを覗くと、そこにはボロボロのルリシジミが二頭いた。



まめ科エゾヤマハギが目につくところで、北見のルリシジミはこの植物によく発生する。これらは遅い時期にでた2化個体とおもわれた。

というつまらないお話でした。


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マルガリータとギンボシヒョウモン

2015-10-01 19:47:03 | ギンボシヒョウモン
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2015-7-3  マルガリータとギンボシヒョウモン

朝てっかり。その後は 晴れたり曇ったり 曇ると寒い。晴れると暑い。

マルガリータの花園にはコヒオドシのほか、ギンボシヒョウモンが吸蜜にきていた。


7-8頭が花から花へせわしなく飛んでいる。気温も高いせいかとても敏感でカメラを近づけ、さあシャッターという寸前に飛び立ちコヒオドシ同様なかなか撮影できない。

裏面の薄緑にギンボシといった羽化したての美しい羽根紋様はとうとううまく撮影できなかった。

しかし、ギンボシヒョウモン表面も、展翅標本ではなく生きている蝶は本当に美しい。












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