

2015早春、ジョウザンシジミの撮影
2015-5-5 (火) 曇り 時々晴 強風 20℃
この日の午後おそく北見市近郊の崖地で、ジョウザンシジミを少し撮影した。

さほど個体数の多い産地ではなく、この日は5匹ほどが地面すれすれを低くチラチラ飛ぶのを確認、時々地面や草の葉などに止まるのを撮影した。










強風のためか蝶もなかなか止まらず撮影しにくかったが この時間帯にしてはまあまあ撮影できた。
ジョウザンシジミは産地によって翅表がコバルト色で美しいものからとても地味な色調のものまで色々あるが、幸いなことに?、ここの産地はあまり美しくない個体群とされている。
この産地は近年、自然環境には変化がないのだが、個体数がかなり減ってきたので採集して持ち帰ることはせず、もっぱら撮影したり見るだけのポイントになっている。

道東某所の翅表がコバルト色の超美麗ジョウザンシジミは、うっかりポイントを漏らしてしまったばっかりに全国各地からマニアが狭い発生地に殺到、蝶も卵も幼虫も根こそぎ採集され、たちまち絶滅したもよう。
コバルト色といえば、網走方面で発見されたコバルト色の美麗ニホンザリガニの悲劇がとりざたされたことがあるが、その後、網走市の青いザリガニ保護条例の話などはどのようになったのだろうか。
今日は午後遅く気温も低く強風のせいもありジョウザンシジミを十分に撮影できなかったので、後日、再度撮影してみようと思います。

