MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

第69回 三軌展・国立新美術館

2017年05月20日 | 絵画
初夏の陽気となり国立新美術館で始まった伝統のアート展示会「第69回 三軌展」に出かけて知人の作品などの大作を拝観してきました。
今回も、絵画約300点、工芸80点、彫刻 18点、写真約320点の大作が展示されていました。
国立新美術館は、開館10周年を迎えて毎年多くの美術展が開催されていますが、この日も10周年記念の「ミュシャ展」や「草間彌生展」が開催されており、大混雑でした。

「三軌展」では、広い会場に会員・会友の大作や公募作品が並び、圧倒される大作ばかりでした。




どの作品もそのモチーフや発想が素晴らしく、カラフルな色使いなど実に見応えありますね



抽象絵画も多く見られ表現された意味するところは判りませんが、独特の色や構図も面白いですね~

余りに大作が多くゆっくりと観察も出来ませんでしたが、最も興味を抱いた描いてみたい白波の構図と色合いでした。
この作品は油絵でしたが、また湘南の海で水彩で描いてみたい一枚です。


彫刻の作品では、 ”頭を垂れ 大地を食み 肥大化する龍の姿に 資源を消化する人間の守れる新聞紙・・”と題された「紙の龍」です。


素晴らしい人物像や仮想物体像の作品が見られ、枯れ枝と枯葉の組み合わせられた「会友優勝」の作品です。


久しぶりに素晴らしい大作を観て会場を後にすると、草間彌生展では、美術館内や外まで身動き取れない大行列が出来ており、ビックリでしたね



周りの木々にも「木に登った水玉」と題した赤白の水玉模様が描かれており、これも作品でしょうか?
我々絵画ファンからは、好みでもなく評価し難い状況ですね


美術館を後にして、東京ミッドタウンへ向かうと、東京ミッドタウン10周年を記念してイルミネーションの名所である芝生広場には、巨大な富士山のモニュメント「江戸富士」が出来ていました。
江戸富士の素材は、街路樹の剪定材をチップ化したバーク堆肥でした。


隣接する檜町公園を散策していましたが、超高層ビルが立ち並ぶ麓に滝や池や中の島などの日本庭園は憩いのスポットでした。


庭園で一休みして坂道の街である六本木界隈を坂道散歩していました【続く】
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OB絵画展~豊洲本社

2016年11月10日 | 絵画
元会社のOB絵画展が先月の横浜会場から豊洲本社に会場を移して始まりました。
豊洲本社会場は、現役時代に勤務していたところで、広いエントランス・ロビーに水彩画・油彩画・アクリル画・日本画など61点の作品が展示され、OBや現役組みとの懐かしい交流していました。

今回は、第12回を迎えてプロ級の画も多く会員の傑作品を観ながら互いの作品のモチーフの情報やテクニックについてのギャラリートークで語り合っていました。





私の作品「コルマールの春」(F20号)です。

豊洲エリアは、臨海副都心として再開発が進み、かつての工場跡地には超高層マンションやオフイスビルが並び以前の面影すら見られず、訪れる度にその急速な変化に驚いています。

豊洲フォレシアビル周辺の通りでは、モミジやケヤキの紅葉が始まって素晴らしい紅葉スポットとなっていますが、あの工場跡を想いながら余りの変貌に驚きでした。





フォレシアビルの周りには、Forest(森)に因んで緑の公園も出来ており、オフイス街の憩いの場所となっています。

森の公園には、クロガネモチの赤い実が鮮やかな彩りで晩秋の色合いを残していました。

ビル街を散策し浦島太郎の心境であの工場の光景を想い出していました。
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第12回 OB絵画展

2016年10月28日 | 絵画
元会社のOB画家が集う「OB絵画展」が、横浜事業所で開催されました。
今年も水彩画・油彩画・アクリル画・日本画・水墨画など61点の作品が出展されました。

どの作品もプロ級の素晴らしい大作が多く出展され、互いの作品の作風や着彩、テクニックなど苦労話など絵画談義で交流会を楽しみました。

オープニングパーテイでは、現役時代のプロジェクトで共に苦労した仲間も集い、リタイヤ後の絵画の切っ掛けなど楽しいアーテイストの懇談会となっていましたね。

会場のゲストハウスには、初日から多くの現役組や画友の知人の来場があり、絵画を通じて想い出話などに花が咲き楽しい交流の場となりました。




2階回廊の作品には、20号の大作が並びます。

我が画友も連日来場されて素晴らしい画風に見惚れておられました。



先日は、横浜在住の故郷の旧友の来訪もあり、久しぶりの再会で故郷を想う昔話で楽しい交流会へ流れていました。
私の今回と昨年の作品です。


出展作品ではありませんが、会場で見つけた幾何学模様の会社案内書のアートですが、流れるような曲線が描く美しさもいいですね~

横浜事業所の展示会期が終了し、来月には東京本社での開催が楽しみです。
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藤澤浮世絵館

2016年09月16日 | 絵画
藤沢市に7月に開館した「藤澤浮世絵館」の開館記念展の第2期が始まりました。
今回も『絵師たちに愛された藤沢 北斎・歌麿・広重・国貞』展とし藤沢市が所蔵する浮世絵の名品から、代表的な絵師の歌川国貞、葛飾北斎、歌川広重、喜多川歌麿などの名品57点が展示されていました。

我が藤沢市の藤沢宿や江の島は、浮世絵の題材に多く選ばれており大変楽しみにしている展示会で第1期に続いて駆けつけてきました。
今回も、第1期に続いて「東海道五十三次」と「藤沢宿」、「江の島」、「企画展示」の4コーナーが設置され素晴らしい作品を堪能することが出来ました。

「東海道五十三次コーナー」では、「役者見立東海道五十三駅」と名付けられたテーマで 「曽我物語」や「箱根霊験躄仇討」、「伊賀越道中双六」など七つの仇討に関する歌川国貞の作品22点が観られました。
今期は、前期の風景画と替わって人物画が主で五十三次の各所をバックにユニークな役者が描かれていました。
その中でお気に入りの3点です。
 小田原箱根間 曽我の里の鯰坊主で、演じる役者は二代目坂東彦左衛門です。

 沼津 荷物平作で役者は嵐猪三郎です。

 おどけた表情の伊賀越道中双六の赤坂 澤井助平で、役者は初代坂東三津右衛門です。

 
「藤沢宿コーナー」では、葛飾北斎と歌川広重の五十三次の名所の図会が11点が展示されていますが、どの作品も現在の藤沢の情景からは想像も出来ない光景でしたが、「藤澤 南期の松原 左り不二」です。
現在も茅ヶ崎の南湖の左富士として、富士見ポイントとなっています。




「江の島コーナー」では、当時の江の島参詣の図の三部作も見応えありました。

江ノ島詣でを終えた一行が片瀬海岸から小動岬を経て七里ヶ浜へ向かう情景を描いた広重の「江の島参詣の図」です。

 画面一杯に江の島が展開し参詣者の様子が克明に描かれた「相州江之嶋岩屋之図」です。

 江の島に多くの行楽客で賑わっている情景が見事に描写されていました。

今の片瀬東浜あたりの浴衣を着た観光客の様子も面白いですね。

江の島の名所である岩屋と大波を描いた広重の作品も富嶽三十六景を連想する構図が面白いですね。

明治座の狂言の組み上げ絵を描いたジオラマも目を惹きました。

東海道五十三次シリーズの藤沢宿や大山・江の島詣での要点として、絵師が愛した当時の藤沢の人気ぶりが覗え、 ”キュンとする街 藤沢”を実感しましたね~
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藤澤浮世絵館

2016年07月22日 | 絵画
待望の「藤澤浮世絵館」が近くの辻堂駅近くに先週オープンしたので、興味を持って出かけてきました。
藤沢市は、旧東海道の宿場町として発展した歴史を有しており、藤沢市が所蔵する江戸時代から昭和初期にかけて北斎や歌麿、広重、国貞など巨匠が描いた浮世絵や関連資料を展示する資料館として市民に広く公開されました。

辻堂駅の神台公園前に新しく出来たココテラス湘南の会場入り口には、立派な幕が飾られて浮世絵館のオープニングに相応しい幕開けでした。

開館記念イベントとして、3期に分けて記念展が開催され、第1期展示会では、「絵師たちに愛された藤沢 北斎・歌麿・広重・国貞」の展示が始まり、江の島や、藤沢宿など、藤沢市ゆかりの浮世絵59点が展示されています。

 「東海道コーナー」には、歌川国貞の「役者見立東海道五十三次」と題して東海道五十三次の大型錦絵 22点が飾られどの作品も大作ばかりですが、藤沢の風景をバックに藤澤に縁のある英雄小栗判官が描かれています。

続いて、「藤沢宿コーナー」では、歌川広重が描いた藤沢・程ヶ谷・戸塚・平塚の宿場の光景9点が並びます。

代表的な一枚は、遊行寺前をバックに一の鳥居、遊行寺橋や大山詣での様子を描いた傑作は今も藤沢宿を描いた代表作となっています。

藤沢宿の様子を描いた一枚です。

江ノ島一の鳥居と遊行寺橋(大鋸橋)の絵


「江の島コーナー」では、十辺舎一九や喜多川歌麿などの描いた9点の中で、代表的な歌麿の美人画「風流四季の遊 弥生の江之島詣」がひと際目立っていました。



「企画コーナー」では、富士山を望む湘南の風景を描いた広重や北斎などの作品16点が並びますが、何れも有名な大作ばかりで、北斎の代表作「富士三十六景 江之島入口」、「富嶽三十六景 相州江の島」です。



広重の江の島図会と貞秀の江の島須磨の団扇絵

白波五人男を描いた役者絵ですが、役者の表情が良く表現されていました。

碁盤を囲んで馬と碁を打つ風流な絵も面白いですね~

絵師に描かれた藤沢宿や江の島の情景を観ながら改めて藤沢・江の島の歴史や文化を身近に感じていました。
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東京都美術館~一期会春季展鑑賞

2016年02月21日 | 絵画
上野の東京都美術館で開催されている絵画展の「一期会春季展」を観に行ってきました。
今年も油彩画・水彩画・日本画・和紙画など多彩な画が約300点が展示されていました。

この日が休日の最終日とあって会場には、広い会場には絵画ファンが沢山見えており、親近感のある作品も多く約1時間かけて往復しながら鑑賞していました。



中でも最優秀賞の「荒波」や「竹林の春」は、最も感動を得た作品でした。



ハートやお猿さんを描いたコラージュの作品にも魅かれましたね・・・・・


一期会展の他、「東京書作展」では、現代書や古典書道など素晴らしい作品に感動したひと時でした。


都美術館の横の大噴水前広場では、新しくなった大噴水が立ち上がり、陽春を浴びて家族連れなどで大変な賑わいでした。
中央広場の噴水の先には、国立博物館が青空をバックに開放感あふれる空間が出来ていました。


博物館への入門にも長い行列が出来ていましたが、門から見る表慶館の景観も明治時代の洋風建築として素晴らしいですね。

この日は、入館を控えましたが、改めて訪れてみたいと魅了されました。

旧因州池田屋敷表門(黒門)から覗く表慶館には白梅が満開となっていましたが、黒門の上に聳える表慶館の葺き替えたドーム屋根も春の日を受けて青く光り輝いています。



さらに、陽気につられて寛永寺から谷中銀座へとブラ散歩を続けました。【続く】
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OB絵画展~第2幕

2012年11月07日 | 絵画

先週、横浜で開催していた元会社のOBによる絵画展が、今週は会場を東京・豊洲の本社ロビーに移しての開催となり、当番役として昨日・今日と会場へ詰めていた。

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豊洲地区は、近年目覚ましい発展をしており、芝浦工大やららぽーとなどの進出で、過っての面影は全くなく 訪れる度に余りの変貌に浦島太郎の心境となっている。

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絵画展では、朝の内は寂しい時間帯もありましたが、本社内という便利性も手伝って通りがかりの人や現役組が来場し、大いに交流が行われていたようだ。

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特に、お昼休みに入ると過っての同僚たちが誘い合ってロビーに来場し、互いの活躍を称えあいプロジェクトの動向などの情報交換しながら、話が弾んでいた。

当番の役目を終えて久しぶりに アーバンドック内の工場跡地やドック跡を歩いてみたが、このドックで進水した船のネームプレートが嵌め込まれており、進水式などを見たのは何時の頃だったのだろうか?と、懐かしい風景を想い出していた。

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当時のアンカーやスクリューのモニュメントが、園内に残されていますが、今は東京湾クルージングの船着き場になっており、昔の面影すら感じられず寂しい思いでした。

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Img_2228ドック跡には、暖かい秋の陽光を浴びてお昼寝を決める人や家族連れの散策を楽しむ光景が見られたが、今や憩いの空間となっていました。

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絵画展を通じて旧友や同僚との旧交を温めて、生まれ変わった豊洲の光景を楽しむことが出来た2日間となりました。

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第58回 一陽展

2012年10月05日 | 絵画

今年も伝統ある一陽会の公募展「第58回 一陽展」が国立新美術館で始まり、友人の作品が公募に入選したと聞き、観に行ってきました。

一陽展は、二科会から独立して約60年近い伝統のある展示会だそうで、絵画や彫刻の世界でプロを目指す画家・彫刻家の登竜門とも言われている。

展示会には、毎年ふるさと福井から一陽会に属している会員・会友と公募に入選された画家の皆さんが、遥々上京されていたので、久しぶりに再会して作品を観て、その制作過程の苦労話や、故郷の近況などを聞きながら楽しいひと時を過ごしていた。

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出向いたのは、初日でもあったので、国立新美術館に入ると、他にも「リヒテンシュタイン~華麗なる侯爵家の秘宝」展も同時に開催されていて、多くの美術愛好家で賑わっていました。

一陽展は、今年も1F~2Fに亘って広い会場に約700点近い大作が展示されており、知人の作品の掲示場所へ到達するまでが一苦労でした。

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知人の作品も昨年に続いての入選で、2点の応募から1点が入選したそうで、制作には着想から完成まで約1年弱を要したそうで、笑顔でその苦労話を聞かせてくれました。

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この作品は、新聞を握りしめた画ですが、活字の一字一字が描かれており、その着想や筆の使い方にビックリです。

とにかく作品の応募には、絵画では50号以上の制限があるそうで、我々の水彩スケッチ画とは比べようのない大作ばかりで、その画風や構図なども別次元の世界のようで、唯々圧倒されるものばかりでした。

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会場内では、あちこちで審査員?の先生方による作品の講評が行われており、ところどころで拝聴していたが、なるほどと納得するより理解できないものが多く感じていた。

多くの作品の中で前衛的な作品も多く、その価値観が良く判らないが、あっと驚く作品も実に多い・・・この作品には、「heart 繋がる」と付いていますが、何かがすべて繋がっていることを表しているのですね・・・

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アートには、表面の美しいとか構図がいいなどの表面的な評価と共に作者の意図する創造的な面の評価は、中々読めないものがあります。

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我々俗人は、つい好き嫌いの評価が多く、管理者の好きな作品の一部を添付してみました。

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彫刻のコーナーでは、こちらもユニークな作品が多く、タイトルから見て何を表現しようとしているのか意図が読めませんが、素晴らしい感動が湧いてきました。

写真の作品には、「鳥人」、および「原始」とタイトルがありましたが、 

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約2時間かけてすべての作品を観て回り、カフェコーナーで一休みしていたが、どのテーブルでも多くの愛好者が美術談義する光景がみられました。

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外は、秋の雨が降っていましたが、芸術の秋を堪能してきました。

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ぶらり散策~日本スケッチ画会展

2012年09月18日 | 絵画

今日は、八重洲の画廊で開催されている「第11日本スケッチ画会展」の案内をいただいたので、画友を誘って展示会へ出かけてきました。

「スケッチ画会」は、淡彩・水彩スケッチ画で関東近辺において指導的な立場の画家の皆さんの作品展で、今回も62名の皆さんの作品約200点が出品されており、感動の一日を味わってきました。

素晴らしい作品ばかりですが、美術館で開催されるような公募展のような型ぐるしい雰囲気は無く、中高年が楽しんで描くスケッチ画ばかりで身近に感じながら画の奥深さを感じあう雰囲気があります。

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この日も、出展者の教室や画友が集まり会場(1F~5F)は、大混雑でスケッチを愛好する人々の同窓会のようでした。

昨年も約4000人近い水彩愛好者が集まったそうで、水彩画を通じての交流会にもなっており、この日も過っての会社の同僚とバッタリお会いして共に退社後に始めた水彩談義に花が咲いていた。

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また、水彩画は愛好者の好みによって好きな画風・構図・彩色があるが、管理者がこれまでも何回も描いたことのある同じスポットの作品も多く、大変参考になり幾度も繰り返し観賞させてもらった。

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お招きいただいた知人と又の再会を約して会場を後にして、隣の画廊で開催されていた平野敬則氏の個展にも立ち寄ってみたが、管理者が最も好きで描きたい画風の滲みとぼかしを活かした味わいのある作品ばかりで、さっそく画集を買い求めてその筆タッチを学んでみたいと思う・・・ 

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この夏は猛暑が続き 全くスケッチできるような天気では無かったが、素晴らしい作品の数々に刺激を受けて、描きたい気分にスイッチが入り、芸術の秋のスケッチプランを追いかけていた。

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八代亜紀絵画展 『八代亜紀アートの世界』へ

2010年06月18日 | 絵画

地元藤沢のデパートで開催されている、演歌歌手八代亜紀の絵画展『八代亜紀アートの世界』の案内を受け取り 梅雨空の中、アートの世界を見に出かけてきた。

画家「八代亜紀」の名は、これまでも知っていたが、実際に画を見たことが無かったので大変興味を持ってでかけた。

会場には、約60点程の作品が展示されていましたが、この日の展示作品は、「猫」「富士山」の画で、小サイズの作品が多かったが、これほどのプロ画家であるとは知らず、一つ一つの素晴らしい作品を見せてもらい驚いた。

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アーテイストとして余技で絵画を描いている事は聞いてはいたが、猫の表情や毛並などが微細に描かれており、フランスの由緒ある『ル・サロン展』に5年連続で入選されており、永久会員であることも知り、演歌のみならずその画風に改めて脱帽し、ファンになりそうである。

案内によると、「歌は、八代亜紀の命であり、絵はそれを支える精神なのです。ひとりアトリエでキャンパスに向かう時間は、歌手生活40年を支える時間である」そうです。

明日、19日には、サイン会もあり、マイペットの肖像画も描いてもらえるそうで、ファンが殺到するのだろう。

アートの世界で活動されるタレント歌手や著名人は、加山雄三や工藤静香、片岡鶴太郎・・・など多いが、国際的に認められている画家はそれほど多くないのでは?

展示作品は、一部を除き即売されていたが、値段は結構の値がついており、売約済みの作品も多かった。

八代亜紀の『愛と優しさ』のアートに触れて、心和む時間を過ごしてきた。

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素晴らしいアートに刺激を受けて「描きたい心」に火がついて、先に雨のアジサイ巡りのイメージを忘れないうちにと、水彩の筆をとり 描く歓びと楽しさを味わった。

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世界障害者絵画展へ

2010年02月07日 | 絵画

ボランテイア活動仲間の知人から、近くで『世界障害者絵画展』をやっているから、必見だと紹介されて早速出かけてきた。

世界各国の「口と足で表現する芸術家」たち41人が描かれた力作ばかり50点が展示されていた。

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画を描く事が、今自分の生活に潤いを与えてくれると楽しんでいるが、手足の不自由な体で描かれるその過程と作品に、大変興味をもって鑑賞させてもらった。

運動や交通事故などにより自由を失われてリハビリに画を描き始めたという方など

『生きる希望や喜びを表現したい』と、油彩画や水彩画に挑戦されたそうで、名作品ばかり・・・

世界各国の障害を持たれている著名な画家だそうであるが、どの作品にも熱意が籠もった名作ばかりだった。

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創作実演も予定されていたが、残念ながらタイミング悪く休憩中でその筆の運びなど描き様は見れなかったが、筆のタッチ具合は読み取れ、どれ程のご苦労があったのだろうか?

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画を描く事が楽しみで生活の一部となっている自分は、その書き方やどれ程時間が掛かるのかと、感心があったが望めなかった。

色鮮やかな色彩や、生き生きとした描写には、自由の身である我々もマネの出来ないタッチを感じていた。

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さすがに作品のサイズだけは、大きなサイズは無かったが、素晴らしい作品ばかりで感動を得た。

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”生きることの素晴らしさと強さ”のメッセージが、作品から伝わってきたのは、多くの人も同じだっただろう。

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風景画展示会2日目

2009年03月18日 | 絵画

展示会初日は、予定以上の来客があり大変賑わったそうだ。

2日目も、油彩画などを描いている友人が来場されると聞いていたので、朝から会場へ出かけていた。

午前中の入場者は、初日比べて出足が悪かったようだが、チョッとしたトラブルがあり、大騒ぎ?・・・

初日に、画材屋から搬入された額装作品のマットのカットが、画とマッチングしていないのが多かった。

幸い画材屋が会場近くであったので、朝から個別に持ち込んで再カットを依頼して、展示の調整など少々バタバタ騒ぎである。

お昼近くには、入場者も増えてきて予定の知人が来場され、拙作の評価や展示会へのアドバイスなど有効なひと時であった。

聞けば知人は、美大を卒業されて今も油彩画を描いておられ、その創作活動も長岐に亘るそうである。

007 教室の水彩風景画の画風や技法については、大変面白いとの評価を受けた。

また、画友も前後して来場され、しばし、水彩談議で時間を忘れて楽しい語らいを持った。

午後に他用で一時会場を抜け出したが、その間に会社関係の先輩・知人が訪ねていただき積もる話もしたかったと残念だった。

同じギャラリーの他の部屋でもグループ展が開催されており、近くには多くのギャラリーもあるが、どの会場でも夫々に多くの来客で賑わっているそうだ。

展示会を通じて日頃疎遠にしている旧友や知人との交流や新しい友が出来るのも、大変意義ある機会だと思っている。

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水彩画展示会が始まった

2008年03月23日 | 絵画

教室の作品展が、20日から始まった。今回も、実行委員の役をうけて多くの仲間と準備をしてきたが、約100点の作品が並んだがどれも素晴らしい作品であり、並べられて自分の作品を見ると、恥ずかしくなるくらいだ。

みなさんも約2ヶ月前から作品つくりが始まり、小品ではあるが楽しく苦労しての出展になったと聞いている。もちろん学びながらの作品であるから、数多くの作品の中から選ばれて出しており、人にもよるが感激もひとしおだろう。

また、手作りの展示会だから、いろいろ役を分担してこぎ付けたもので、日頃は別の教室のみなさんとの交流も楽しいものである。さらに、3日間、会場に詰めていたが、見に来ていただいた友人なども遠方から駆けつけてくれて、日頃はご無沙汰の友人とこの機会にお会いしての交流も盛り上った。本当にありがとう。

まだ、会期は25日まであと3日を残すが、多くのギャラリーの方の来訪を受けて盛会で終わることを祈る。

4回目の出展であるが、多くの友人や家族の来訪があり好評を得た。

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