今回も、絵画約300点、工芸80点、彫刻 18点、写真約320点の大作が展示されていました。
国立新美術館は、開館10周年を迎えて毎年多くの美術展が開催されていますが、この日も10周年記念の「ミュシャ展」や「草間彌生展」が開催されており、大混雑でした。
「三軌展」では、広い会場に会員・会友の大作や公募作品が並び、圧倒される大作ばかりでした。
どの作品もそのモチーフや発想が素晴らしく、カラフルな色使いなど実に見応えありますね
抽象絵画も多く見られ表現された意味するところは判りませんが、独特の色や構図も面白いですね~
余りに大作が多くゆっくりと観察も出来ませんでしたが、最も興味を抱いた描いてみたい白波の構図と色合いでした。
この作品は油絵でしたが、また湘南の海で水彩で描いてみたい一枚です。
彫刻の作品では、 ”頭を垂れ 大地を食み 肥大化する龍の姿に 資源を消化する人間の守れる新聞紙・・”と題された「紙の龍」です。
素晴らしい人物像や仮想物体像の作品が見られ、枯れ枝と枯葉の組み合わせられた「会友優勝」の作品です。
久しぶりに素晴らしい大作を観て会場を後にすると、草間彌生展では、美術館内や外まで身動き取れない大行列が出来ており、ビックリでしたね
周りの木々にも「木に登った水玉」と題した赤白の水玉模様が描かれており、これも作品でしょうか?
我々絵画ファンからは、好みでもなく評価し難い状況ですね
美術館を後にして、東京ミッドタウンへ向かうと、東京ミッドタウン10周年を記念してイルミネーションの名所である芝生広場には、巨大な富士山のモニュメント「江戸富士」が出来ていました。
江戸富士の素材は、街路樹の剪定材をチップ化したバーク堆肥でした。
隣接する檜町公園を散策していましたが、超高層ビルが立ち並ぶ麓に滝や池や中の島などの日本庭園は憩いのスポットでした。
庭園で一休みして坂道の街である六本木界隈を坂道散歩していました【続く】