湘南藤沢の大庭城址公園は、春には桜の名所で市民の憩いの場所となっていますが、平安時代後半に大庭荘を本拠とした豪族大庭氏の拠点だった名城跡で、現在も空堀や掘建柱建物跡の石柱などが残されており、藤沢市の指定史跡に登録されて歴史スポットとなっています。
芝生広場には、3本のメタセコイアが、まだ樹形は円錐形になっていませんが、春には見応えある樹形が見られ、シンボルツリーとなっていて、隣のユリノキと背比べしているようで、多く実付けています(笑)
春には、市の花のフジが咲く藤棚も人気のお休みスポットとなっています。
ソメイヨシノ桜も大枝を延して、春の湘南の花見の人気スポットとなっていて、期待が膨らんでいました。
ヒマラヤシーダーの大木も見応えある樹形が見られ、木の下近くには、多くのドングリが散っていてドングリ広場となっていました
花の広場では、四季の花が咲くバラ園とも呼ばれていますが、この日は春を告げる白梅と紅梅が咲き始めています。
侘助椿の花は散り始めていましたが、花の広場の名花となっています。
モクレンの大木も実を膨らませ春を呼ぶ姿を見せています。
マンサクも開花はまだのようですが、独特の姿が見られます。
館址広場では、大庭城の館の高床建築の柱穴の配列の「掘立柱建物跡」柱穴の位置を示す柱立てが見られ、城址公園の史跡となっています。
寒さを感じる一日でしたが、四季の花・木が多い自然公園の初春の光景を実ながらのぶら散歩でした。