今日は、「第33回 神奈川マラソン大会」にコース監察スタッフとして、参加してきました。
神奈川県では、横浜で開催されアクセスも良く、タイムも出やすい公認大会として、人気の大会である。今回も、ハーフの部に7300人、10Kmの部に、2700人が参加して、横浜の工場地帯を1万人のランナーで賑わっていました。
管理者もこれまで何度も出場してきており、現役時の元会社の工場内を走ることもあり、特別の思いがある大会でもあります。
また、この大会では、あの箱根路を走った大学選手が大勢参加する「大学の部」が、設けられていることからも、関東学連所属の多くの大学が参加して、激しいレース展開が繰りひろげられるので、人気が高くなっているようだ。
この日も、絶好のマラソン日和となり、早朝からスタート地点の日清製粉工場内広場では、ランナーでごった返していました。
管理者は、丁度10KM地点近くのIHI工場正門前で、ランナーの誘導や観客の整理などの役割を担っていたが、声援を送るには絶好のスポットでもあり、多くのギャラリーと各大学の記録計測員が待ち構えていた。
レースは、予想通り大学選手がトップ集団を作って通過するが、駒澤大、青学大、専修大、筑波大、関東学院大、慶応大、東京大などのユニフォームが目立っていた。
沿道からは、あの箱根を思わせるような声援が選手の背中を押して、エールが飛び交っていた。
まもなく一般ランナーも続くが、7000人を超える長い列は、最後尾が通過するまで約1時間40分を要し、さすがに最後尾ランナーには、足を引きずりながらの苦痛の顔が続いていた。
中間点でこの様子では、ゴールまで大丈夫だろうかと心配して見送ったが、全選手が通過後ゴール地点に移動してみると、制限時間(2時間30分)こそ大幅に超えていたが、笑顔を見せてゴールまで完走されたランナーが多かったのには、驚いた。
また、サイクリストも多くランナーが走りすぎるまで声援を送っていたが、八景島へ通じる産業道路は、サイクリングのメッカでもあり、かっこいいサイクリストやパフォーマンス・ランナーの姿も目立っていた。
本大会では、制限時間は設定されているが、走る意欲さえあれば歩道に上がってゴールテープが待ってくれていたようだ。
今大会も大きな事故も無く無事終了したが、最終ランナー通過後は、器材撤収や後片付けなどで5時近くまで、裏方仕事に追われたが、華やかなレース展開の裏には、裏方さんのサポートとスポンサーがあっての大会であることをランナーの一人として再認識した。